みなさん、こんばんは。
国際薬膳師のamy(エイミー)です。

 

今日は、一度やってみたかったこの企画ニコニコ
薬膳のお店を紹介します!のコーナーですキラキラ

 

実は本草薬膳学院に通い出してから、クラスメイトとともに、ちょこちょこ薬膳のお店に食べに行っていました。

 

でも写真は撮っていたものの、なかなかそれを形にすることができず放置状態…。
本当は、家に帰ってレシピを復習したら勉強になるのに、食いしん坊の私は、「おいしかったね~。」で終わっていました。
反省・・・ショボーン

 

この春に薬膳の勉強をスタートされた方も多いと思います。
その中には、将来的に自分のお店を持ちたい!という方もいらっしゃるはず。

モチベーションアップのためにも、先輩のお店に行くのはおすすめですよ!

 

ということで、まず記念すべき第1回目は、本草薬膳学院、大阪教室の2期生の先輩方のお店。

 

旬彩薬膳&料理教室 五季

      

私たちは、去年の冬に訪れました。

2期生の方とは一度、卒業生との交流会でお会いしたことがありました。
もともとお料理教室をされていたり、料理の腕前があるうえに、薬膳に対する熱い情熱をお持ちの方々!

 

卒業して一年も経たずに、お店をオープンなんて、すごい!
そして、お店をオープンされてから、さらにパワーアップされていました。

 

気になるランチのメインは2種類から選べました。

 

その日のメインは、★マグロ当帰揚げ or

   

 

★スペアリブの黒酢煮

   

 

私がいただいたのはマグロの当帰揚げ。
当帰という、血を補う中薬が使われているのに、普通においしい!


血虚体質(簡単に言えば、貧血気味)の私にとって、うれしいメニューです。

 

そして、なんとメニューが毎日変わるのです!

薬膳のレシピって、一品のメニューを作るだけでも、すごく悩んで、時間がかかりますよね。

宿題や卒業テストは本当に大変でした・・・。

 

それが、メインだけで毎日2品。
それに小鉢やスープが付くのです。

はぁ~、尊敬。

 

   

 

そして、一番の注目は写真の右上のスープ!(なのに、写真が小さい…。)

 

★十全養生湯 国産朝鮮人参入り!!

 

十全養生湯という漢方薬と同じ材料で作られたスープです。

 

方剤という授業で、中薬の組み合わせを学ぶのですが、その組み合わせをそのまま薬膳に応用することは多いそうです。

 

若干薬っぽい感じはしましたが、イヤな薬っぽさではなく、素直においしい。
寒い日にお店に行ったのですが、飲むと身体に浸透していく感じがし、ポカポカしていきました。

 

ちなみに、十全養生湯には、桂枝、党参、黄耆、白朮、熟地黄、棗、茯苓、当帰、百芍、川芎が入っています。

 

勉強を始めたばかりの方は、中薬の名前を聞いても、全然わからない…ってなると思います。
私も、勉強して半年以上経っていたのに、このときは、全然理解できていませんでした。
でも、国際薬膳師の受験勉強をしていく中で、最終的には理解できるようになるから、安心してくださいね!

 

最後のデザートは、柿のゼリーの上にゆずの皮を乗せたものと、さつま芋の茶巾絞り(だったけけ?)。

 

   

 

あっさり、さわやかで大満足!

 

これだけしっかり考えられて、丁寧に作られているのに、良心的なお値段でした。
私が行ったときは、1,300円だったと思います。

 

薬膳のお店って聞くと、失礼ながらマニアックな方しか来ていないんじゃないかと思ってました。


それが、「五季」には常連さんらしいおじさんもいました。
商店街という土地柄でしょうか?
話しやすい、店員さんがいるからでしょうか?
薬膳だけど、普通にご飯のおいしいお店だからでしょうか?

 

東大阪でちょっと遠いけど、興味のある方はぜひオススメです!

 

お店では、お料理教室も行っているので、営業している日と、していない日があるそうです。
行く方は事前に営業日か確認してくださいね!

 

十全養生湯のような中薬は、なかなか個人で購入してまで食卓に出すことは難しい。
だったら、専門家が作るおいしい料理を食べに行こう。
おいしく食べて、勉強になって、先輩方からパワーをもらえる。
これぞ、究極の「ゆる薬膳」。                                                    

 


◆旬彩薬膳&料理教室 五季
   〒577-0056 大阪府東大阪市長堂1-30-4 (近鉄布施駅北口より徒歩10分)
   TEL:06-4307-5366