3日目朝。部屋にておにぎりとコーヒー(おにぎりだけどお茶ではなく)の朝食。
さて、釧路に来たんだから釧路湿原はぜひ行きたい。
釧路湿原は広大で展望台がいくつかありますが、レンタカーなしなので釧路中心部から日帰りで行く方法として「JRノロッコ号に乗る」「路線バスで釧路湿原展望台へ行く」のどちらかに絞りました。
ネットの画像から。薄い緑が湿原。
この二つ、同じ釧路湿原でも方向が違います。
「ノロッコ号」は東側の湿原を通ります。画像の右側の「釧路湿原駅」がそう。
で、この時期の「ノロッコ号」は釧路駅から塘路までの往復列車が3本のみ。湿原の中を走るというのはとても魅力。でも釧路湿原駅から近い細岡展望台へは下車して徒歩15分で、行くとなると乗ってきた電車には間に合わず(次の電車まで待つのは待ち時間が多すぎて非現実的なので)釧路湿原駅で釧路に戻る電車を待つことになります。終点塘路まで行ってもその近くの展望台までは遠くて簡単には行けません。
(塘路まで行きそこで長く時間をとり遅い時間のノロッコ号で帰るという手もありますが、午後にもう一つ行きたいところがあったので却下)
路線バスだと1日4本程度、釧路駅から大楽毛(「おたのしけ」と読みます)を通って湿原の西側、釧路湿原展望台へ行きます。
ホテル最寄りバス停10時28分→釧路湿原展望台着11時4分。
で、帰りのバスは12時26分発→13時10分釧路駅着。
1時間20分ほど展望台で時間がとれる
釧路湿原展望台は散策コースがあり、コース途中のサテライト展望台が魅力
なので、「雨ならノロッコ号、天気が良ければ散策コースにいけるのでバス」と決めていました。(説明ちと長いですね)
そして当日の天気は上々 路線バスに決定
路線バスは阿寒バスの鶴居線「グリーンパークつるい」行き。
「湿原展望台」までは40分弱。ただ到着が5分ちょい遅れて11時10分。
帰りのバスは12時26分です 展望台にいられるのは約70分。
湿原展望台。
来た時はお隣の国の団体さんがたくさんいらしたんですが、みんないなくなるまでちょっとまって誰もいなくなってから撮影
ここからの眺めはうっそうとした森、その向こう側にかすかに平地の湿原ありという感じでした。イメージとちょっと違ったような。
これはやはりサテライト展望台にもいってみないと。
3階の展望室。
2階は展示室になっています。
以前湿原で捕獲された全長2メートルのイトウ(木彫り)。
タンチョウの生息地ということで、タンチョウについても詳しく説明されています。
そしてこちらが展望台からの散策コース。
受付の人に改めて聞くと、この展望台からサテライト展望台は時計回りにゆっくり歩いて往復で40分ぐらい、戻らず1周すると約1時間ぐらいとのこと。
展示室をもっと早めに切り上げればよかったかなぁ・・・
その時点で11時半 帰りのバスまでは55分。
う~ん、1周だとギリギリ
とりあえず往復だと40分と言われたサテライト展望台まで行ってみてそれから1周するか戻るか考えよう
こちらの西側の入り口からの時計回りの道は板張りになっていて高低差も少ない。
車いすでも入って行けるそうです。
といいつつ、こんな風に木が朽ちている場所も
速足で歩き約15分でサテライト展望台到着。
ここの景観、すばらしい
こういう景観を観たかった!はっきり言ってバス停横の展望台より段違い開放的なすばらしい見晴らしでした
遠くの方まで見渡せるのがすごいです。
北海道ならではの一面見渡す限りの大自然! 日本じゃないみたい。
動物の姿が見えないけど、このどこかにたくさんいるんだろうなぁ。
さて、ここに5分ほどいまして・・・
11時52分。あと30分ぐらいは大丈夫そう
なんとか一周しちゃおう
そうと決めたらサテライト展望台を後にし急ぎ足でそのまま先に進みます。
ところが これがまたなんと、登りあり下りありのすごい高低差ありまくりの道だったんですよね
行きと同じ様だと思ったら大間違いでした。
後で知ったんですが、展望台から反時計回りになるこの道は車いす不可の道。そりゃそうだ
この辺りまでは緩やかな坂道・・・
吊橋があって・・・
こんな感じで延々と登り・・・もう今更戻れないし進むしかない
登りもあればくだりもある
そしてまた登り
最後の方はひたすら登りが続くところも
そして。サテライト展望台から約17分で湿原展望台に着きました
急ぎ急ぎで時々息も絶え絶えになってました・・・
サテライト展望台でもっとゆっくりして、来た道を戻る方がベターだったかも。
でも新しい道も行ってみたかったんですよねぇ
この時12時10分ごろだったので、ちょっと余裕先ほど行かなかった展望台のショップをちょっと覗いたり
で、バスって時間がぴったりではなく前後したりしますよね。
ここで乗り遅れたらシャレにならないので26分発に合わせて早めにバス停へ。
12時14分には待機
無事釧路駅行のバスに乗車できたのでした。
やっぱりレンタカーじゃない旅は時間に追われてしまうのでした
つづく・・・
☆後日談 この旅行の2週間ぐらい前に家でコンセントのコードに足の指を引っかけ、前に転んだことがあったんですが、この時傷めた足の甲、帰ってきてからいつまでたっても痛いので整形外科に行ったらなんとひびが入っていたと
足の甲だったので指を曲げない様にして歩いていたんですが、よくもまぁ、こんなに歩いたものです