前でも書きましたが、、、
朝6時半すぎに部屋からみた阿寒湖は霧に包まれていました。
とても幻想的。こんな霧が浮かぶ湖って初めてみました。
それが、温泉から戻ってきた7時過ぎ頃にはもうすっかり霧が消えていました。
湖に写る雄阿寒岳。
朝食は7時半からにしていました。
う~ん・・・
バターが欲しいのにジャムとマーガリンのセットのものしかない💦・・・
メニューには「じゃがバター」とあるのにマーガリンしかないっていう・・・
さがせばあったのかしらん。多分なかったと思う、聞かなかったけど。。。
北海道らしい食べ物も期待していただけにちょっとがっかりな朝食でした
ゆっくりいただき、部屋でコーヒーを飲み・・・温泉にもう一度入ったんだっけ?!
この日は釧路駅方面に向かう予定ですが、、、相変わらずといいますか、阿寒湖温泉発のバスは10時20分発の次はもう16時15分発しかないんです。
で、この日は夕方のバスの時間まで阿寒湖を味わうことにしました
早めにチェックアウトし、荷物を預かってもらいます。
ホテルの湖側。宿泊した部屋は6階でしたが何番目の部屋だったのかな。
そしてさっそくホテル隣にある観光船乗り場へ。
9時5分発の遊覧船に乗りますよ
遊覧船、来ました
もう一つの桟橋「まりもの里桟橋」からも何人かすでに乗船していました。
ガラス窓に邪魔されない外の席に座り出発
新緑の濃淡がすばらしく、目を奪われます。青い空に緑も映える
陸に近いあたり、ところどころにこんなかわいらしい小島があるんですね。
面白い地形
船は途中、とても狭いエリアにスピードを落としてゆっくりと入っていきます。
滝口といわれるここの奥には雄阿寒岳の登山口もあるそうです。
こんな狭いところに入っていくんですよ
そしてチュウルイ島と呼ばれる島に上陸。この島の近くにはマリモの生息地が数か所あるとのことです。
チュウルイ島の桟橋。
正真正銘阿寒湖の天然のマリモがみられる「マリモ展示観察センター」へ。
阿寒湖のマリモは「特別天然記念物」。
こんな森の小道をほんの数分歩いたところにあります。
とても小さなスペースなので数分で見終わります。円の周囲に展示。
マリモのできるまでなどが順を追ってわかりやすく説明されていました。
水槽の中のマリモ。群生した球状のマリモは世界でも阿寒湖を含め2か所しかなく、世界中のマリモの起源は阿寒湖のものだそう。見れば見るほど不思議な生き物。
こんな、30センチ以上の大きな球状のまりもは世界でもここでしか発見されていないそうです。この展示されている立派なまりも、どのくらいかかってできたものなんだろう??
と思ってググったら「阿寒湖のマリモは条件が良いと1年で3~4㎝ほど生長する。10年ほどで直径30cm以上に達する」とのこと。他の説もあるようですがどちらにせよ長い年月がかかっていてすごい
マリモが生まれてまるい形になっていくまでの過程を説明しています。
胞子が形成されて生まれ、伸びて密生していきやがて球状へ。この球状になる条件が湖の水の流れなどが影響しているようです。
最後は大型化し空洞化が大きくなり崩れていきます。巨大化して崩れる。
爆発ではないけどなんだかビックバンを思い出してしまいました。小宇宙ですよね
マリモ鑑賞をした後、船に戻り乗車した「幸運の森桟橋」へ。
航路は18㎞。まりも見学も含めて一周約75分の阿寒湖の遊覧紀行でした。
爽やかな風にふかれて阿寒湖を味わうことができました。
すばらしい天気だったのでさらに最高でした。お勧めです