ホテルで1時間弱ほどの休憩をし、再び外へ。
夕方6時から予約していたワイナリーに向かいます。
ポルトワイン(ポートワイン)のワイナリーはいくつかありますが、σ(^_^)が予約したのはカレムというワイナリーのツアー。ファドのコンサートが含まれているので選びました(25€)。
ファドはポルトガルの民族歌謡で、ファドとは運命・宿命という意味。
その名の通り、「情熱を込めた哀愁のある歌声」をぜひ聴いてみたいと思っていたんですが、ファドが聞けるレストランは夜9時ごろから夜中の2時ごろまでというお店が多いとのこと、一人旅のσ(^_^)には敷居が高いんですよね。
ホテルからも近いカフェ・マジェスティック。1921年創業。
入り口に変な人形が寝ている・・・
曲にのせて鳥たちが動いていてかわいらしい。ストリートパフォーマーも面白い。
ドウロ川沿いには人が集まってきていました。
5時半ごろ。オレンジ色の夕焼けが美しかった・・・
橋の下の道からワイナリーに行きます。
昼間の修道院がライトアップされていますね。
夕暮れに映えるドウロ川とカイス・ダ・リベイラ。
橋を渡るとカレムはすぐそこです。
ツアーは結構な人数でした。二手に分かれてスタート。
ポートワインって甘いですよね。
ポートワインは世界三大酒精(アルコール)強化ワインのひとつ。
糖分が残っているアルコールの発酵中にブランデーを加えるのでアルコール度数が高まり、かつ糖分の分解が止まるのでぶどうの甘みも残り甘さも強くなります。
甘いからといってもアルコール度数は高めなので気をつけないと
ワイナリー内、暗くフラッシュをたかずにとったからか、写真がぼけてます
映像を使っての自社ワインの説明。
ワイナリー見学後、ワインの試飲をしながらのファドコンサート、スタートです。
ポートワインの白って飲んだことなかったです。めちゃ飲みやすくて危険
始めはギターラ(ポルトガルギター、画像左)とヴィオラ(クラシックギター)の演奏を数曲。ギターラってギターに比べると高めで強いキン!とした主張の強い響きに聞こえたんだけどσ(^_^)だけかな💦?! ギターの音色が程よくギターラの音を包んで装飾をしている感じ。。
次にファディスタ(歌い手)登場。
会場が広く、歌い手が移動しないのでマイクを使っているのかも。
ファドってマイクなしで歌っているイメージだったので。。。
でもさすが男性も女性も声量がすごい。歌詞の内容がまったくわかりませんでしたが、約45分ほどのファドコンサート、ワインを片手に楽しみました
ファドコンサートの後はお決まりのショップにご案内
始め、重くなるのでハーフサイズを買おうかと思ったんですが・・・
結局6種類の小さなサイズのワインの詰め合わせを購入。
コルクの保冷シートのようなものもありました。
カレムワイナリー。面白い体験でした。
ドン・ルイス一世橋、ライトアップされています。
時刻は7時40分。
夕食は1日目に行って閉まっていた、夫がおいしいと勧めていたビファナのお店に行くことにしました。ビファナとはパンに豚肉を挟んだポルトガルのソウルフード。
リスボンでも一度食べたアレです。
行く途中にあったアズレージョ専門ショップ。
観ているだけで面白くてほしくなっちゃいますが買いません💦
途中、またサン・ベント駅によってアズレージョをながめ、お土産屋さんにもよって・・・
ワイナリーを出て40分後ぐらいにここ、コンガに到着。
よかった、今度は開いていました。
このお店のピリ辛ソースで煮込んだ肉、薄いし柔らかい。おいし~い
ソフトドリンクとビファナで4.8€。超リーゾナブルな夕食となったのでした。
ホテルに戻る途中、またパステル・デ・ナタを2つ買って帰りました。
誕生日の、盛りだくさんのポルト2日めはこれにて終了です。