次は定番中の定番、グラバー園に向かいます。
大浦天主堂からは先の坂を上がってすぐ。
この坂の左側が入り口。
このロゴ、魅力 帰りにスーツケース用にステッカーを買ってしまいました
見晴らしもいいので思わず写真を撮りましたが、グラバー園に入るともっとすばらしい景色が広がるのでここはあまり気にせず素通りしてもいいかも
入園するとすぐ、こんな感じの動く歩道が。坂道の動く歩道って足元が斜めなので後ろに倒れないように微妙に気をつけたりして
一旦降りて、また先にもう一つ動く歩道があります。
ようこそグラバー園へ 見学のスタートです
ゆるいスロープを登るとまずこちらの旧三菱第二ドックハウス。
こちらでは園内ガイドツアーの申し込みも受け付けているようです。
船がドックに修理などで停泊している間の船員たちの宿泊所だった建物。
グラバー園は電停の「大浦天主堂」の次の終点駅「石橋」から徒歩&グラバースカイロードを使って登っても行くことができます。
画像のドックハウスの左側に見える門がそれ。グラバー園の第二ゲートです。
ただ、前回長崎に来た時に雨の中「石橋」から行くルートを夜景を見るために使いましたが(その時グラバー園は閉園)、、、夜景は確かにきれいでしたがグラバー園に行くには個人的には大浦天主堂からの入り口がお勧めです。
なぜなら先に入園してから園内を動く歩道で上に移動するほうが、園内からの市内の景観を眺めながら、園内の雰囲気にワクワクしながら登ることができるから。
実際、圧倒的に大浦天主堂からの第一ゲートから入る人が多いかと。(電停ではグラバー園はこちらで降りるようにアナウンスも入りますし)
ドックハウス2階のテラスへ。
長崎港が一望できます。目の前の池に鯉。グラバー園一の高台。
順路通りに園内を散策します。
次は上の写真だと左側(ドックハウス正面の画像だと右側)の通路を下っていき、まず目にするのはこれ。
旧長崎高商表門衛所。
次の旧長崎地方裁判所長官舎は改装中でした。
その道を隔てた前にある旧ウォーカー住宅へ。
清涼飲料水販売で成功したウォーカーの息子、ウォーカーJr.が購入。大変な親日家だったそう。こじんまりとした家です。
なんとも上品で素敵な部屋にうっとり
テラスからも海が眺められる素敵な家。
そしてさらに下っていき次は旧リンガー住宅へ。
こちらは重要文化財。1868年頃に建てられた住宅。
リンガーはグラバー紹介で製茶業務と輸出の監督のために来日。
その後自身の会社「ホーム・リンガー商会」を設立し貿易、商社代理業、英字新聞発行など多くの業績を残し長崎の経済界に貢献した人。
こちらも見晴らし抜群。グラバー園に建つ洋館はどれも最高の環境。
リンガー家ゆかりの品々が展示されています。
いやぁ~ドールハウス かわいい
右はかつらを付け替えて遊ぶ市松人形。こちらもとても小さい。箱の大きさ、iphoneよりちょっと大きいぐらいだったかな?!(←うろ覚えなので間違っているかも)
よくできています。市松人形はちょっと不気味であまり好きではないけど
リンガー商会が手掛けた「長崎ホテル」の模型と、使われていた食器。
超豪華なすばらしいホテルだったそうですが、残念ながら解体されています。
そして、旧リンガー住宅の先にある旧オルト住宅は現在修復中。
その道の突き当りの南の端にあるのが旧スチイル記念学校。
そしてそこからは来た道を戻ります。再び旧リンガー住宅前を通ってカフェや三浦環の像をすぎ・・・
三浦環の像。世界に認められた最初の日本人オペラ歌手。オペラ「蝶々夫人」の主役として世界各地の舞台に立った人。なぜに?と思ったら長崎は「蝶々夫人」の舞台なんですね。知りませんでした。
旧自由亭(西洋料理発祥の地)の横を通り過ぎ、いよいよ旧グラバー住宅へ。
階段を降りていくと右側に見えてきたのが旧グラバー住宅。
ユニークな形をした平屋建て。
グラバーは多大なる功績を残しています。
なんと21歳の若さで来日、ジャーディン・マセソン商会の代理業務を担い、その後グラバー商会を設立、貿易商人として活躍。
また五代友厚率いる薩摩藩の19名の英国留学を援助。
大阪造幣局の開設や「キリンビール株式会社」の前進会社「ジャパン・ブルワリー・カンパニー」の設立にも尽力。
1908年、70歳のときに近代日本に貢献をしたとして叙勲を受けています。
国指定重要文化財&世界遺産。1863年建築された現存する日本最古木造洋風建築。
アーチ形の欄間が特徴的。
こちらからみる長崎港。だいぶ下ってきているのがわかります。
この左側のソテツ、樹齢300歳以上だそう。
この建物、円形を組み合わせたような外観と温室が備えてあるのが特徴ですよね。
白い部分が温室。建物と繋がっています。
こんな高台でガラス窓の温室、台風の時など大丈夫だったんだろうか?!などと考えていたら・・・
展示されている昔の写真にはこの部分に大きな松が。
明治38年までその松が、家の屋根を突き破ってそびえたっていたらしい。
これってますます危険なような💦 松に雷が落ちたら大変じゃないですか
なんとも大胆な造りの建物です・・・
建物の中から見た温室。
グラバー邸を見学するとグラバー園もほぼ終了です。
途中日本庭園や長崎伝統芸能館をチラ見して園をでます。
なお、グラバー園は車いすルートもあり、展示物に英語の解説も添えられています。
熊本城(英語表記が少ないと感じた)に行ってからそのあたり、なんとなく気になるようになっちゃいました💦 外国人が多いとなおさら。
先ほどの坂道を降りて電停方面へ。 修学旅行生多し
次の観光地へ徒歩で向かいます