カリフォルニア州で運転免許を取る-ドライビングテスト編
前回の学科試験に次いで、ドライビングテストについて記載します。
学科試験についてはこちらのページ を参照ください。
申請書式についてはこちらのページ を参照ください。
2011年8月現在の情報です。
誰かの参考になるといいな。
さて、ドライビングテストは、学科試験と異なりアポイントが必須になります。
学科試験の合格をもらうと、小さな名刺のような紙にQRコードと電話番号が書かれたものを渡され、ドライビングテストのアポイントを取るように言われます。
私の試験に車を貸してくれる人(帰任する駐在員)は、学科試験の時は一緒でなかったので、後日電話でアポイントをすることにしました。
翌日、電話を掛けてみると、こちらに多い自動応答でいろいろと聞いてきます。
すべての情報を入れ終わると、「あなたはこのシステムでアポイント出来ません」の旨のメッセージが流れ終わります。
何度やっても駄目でした。
実はこの情報は、以前にネットで調べたページにも記載してあり、日本人は電話でアポイントが取れないらしいことを、身をもって確認してしまったというだけとなりました。
面倒ですがDMVまで出向き、アポイントを依頼すると、一番早いアポイントは17日後です。
そんな先なのかと思いながらも、仕方ないので早い時間でアポイントを取ります。
それまでは仮免での運転(?)ということになります。
仮免での運転は、日本と同じく免許を持った人の同伴が必要になります。
ドライビングテストまでの間、何で運転するのかが微妙です。
当たり前ですが、子供ではないので常に同伴をつけて運転するなんて無理です。
そこで、California Driver Handbookでその項をよく読むと、新しい住人となった定義は以下の通りと書いてあります。
戸籍や住民票のないアメリカならではです。
・Being registered to vote in California elections.
・Paying resident tuition at a California college or university.
・Filing for a home owner's property tax exemption.
・Receiving any other privilege or benefit not ordinary extended to nonresidents.
私はコレに該当するかを検討しましたが、選挙人登録はしていない、大学の寮にも住んでいない、家なんか持っていないので免税なんて受けていない、そのほか住人しか得られない特権や恩恵などは受けていないと解釈できましたので、該当しません。
そうです、私はカリフォルニア住人ではなかったのです(泣)。
入居予約した家にはまだ入れず、ホテル暮らしのホームレスでしたので(笑)。
住人になったのは、ドライビングテストのわずか4日前でした。
ということで、何かあれば私は国際免許で運転しているということで、仮免許は家に置いておき、堂々と一人で運転することにしました。
(ただしこの解釈が正しかったかは判りませんので、真似する人は自己責任でお願いします)
さて、前置きが長くなりましたが、ドライビングテスト当日です。
ドライビングテストは、自分の車で受けます。
必要書類(日本で言う自動車税納付証明書のようなものとCaliforniaで必要な保険証書)を持参し、ドライビングテスト窓口に行きます。
アポイント時間より20分前に受付するようにと言われていたので、30分前に行きましたが受け付けてくれ、車をドライビング試験のところに回すようにと言われます。
車を回すと、この時点で長蛇の列。
車を回したのはアポイントの約20分前でしたが、実際に試験官がきて始まったのはアポイントの40分後でした。
試験官は、いかにも厳しげな表情をした50がらみの女性。
アメリカ特有の意味のない挨拶などせず、ニコリともせず、仏頂面でスコアシートにサインするように差し出され、試験開始です。
ここからは試験内容です。
まずは、車の機能が正常かを点検されます。
左右のウインカー、ブレーキランプ、ヘッドライトとワイパーなどです。
その後、ハンドシグナルを行うように言われ、後はパーキングブレーキやハザードランプ、デフロスタなどの確認を行うと、試験官が乗り込んできます。
そこで、これから行う運転テストについて簡単に説明があります。
要するに違法な指示はしないので言われたとおりに走り、指示がなければまっすぐ進めと言うことです。
すべて理解したか?と聞かれたので、右に曲がれとか左に曲がれとあなたが言ったとおりに走るんですよね?と聞き返したところ、きっと私の英語が変だったんでしょう。
日本語の書かれたプレートを出し、ここを読めと。(最初っからそれ出して~って感じ)
OKと言って返すと、いよいよ運転テスト開始です。
運転テストには、さまざまなチェックポイントがありますが、Criticalと言ってこれを行うと一発アウトになる項目があります。
これは覚えておくべきですので、書いておきます。
・Intervention by examiner
・Strikes object/curb
・Disobeys traffic sign or signal
・Disobeys safety personnel or safety vehicles
・Dangerous maneuver
・Speed
・Auxiliary equipment use
・Lane violation
気をつけなくてはいけないのは、上記の中ではスピードだと思います。
速すぎても遅すぎてもダメというのがカリフォルニアのルールですから、調整が面倒です。
後は安全に運転すれば良いのですが、やはり気を使うのが、慣習による違いです。
その他の項目では、エラーが15を超えてはいけませんが、私は9個もチェックを受けました。
もっとも多く4つもチェックを受けたのが交差点で曲がるときの角度です。
Too wide/shortという項目ですが、どうもライン取りが気に入らなかったようです。
確かにショートカットしないように気を使いましたが、Too wideだったとはとても思えません。
ここに笑わない試験官の意地悪さ(言いすぎ?)を感じます。
後は一時停止です。
私は20年以上車を運転していますので、停止線に接しなければ良いと停止線寸前で止まり、すぐに発進しましたが、この関係で3つのチェックがありました。
停止線に近づきすぎたためと、すぐに発進したのをきちんと止まっていないと捉えられたようです。
残りの2つはスピードです。
住宅街の車道に人がいたので、遅めに走ったのですが、気に入らなかったようです。
まぁ周囲に車がいない路地だったので、Criticalになるほどはではなかったようです。
個人的には一時停止は仕方がないにしても、その他の採点は気に入りません。
十分に気をつけてもこんなものですから、いつも運転しているように普通に走ったらアウト確定でしょうね。
慣習による違いと言って本当に良いかどうかは判りませんが、当然日本人と感覚が違うところもあるはずですし、こちらもハンドルが反対なので、広いフリーウェイなどで直進していると車が右に寄っていってしまうなど、運転に癖があるのもまた事実です。
それで一発実技試験というのは、なんとも緊張します。
一応車の中で合格を告げられ、窓口に行くと住所を再度確認させられ、暫定免許証を受け取り終了です。
発行された暫定免許証はこちら。
仮免と同じくレター用紙の半分の大きさに印字されたもの。
今気づきましたが、仮免のときにあった「Not a verified identification」と言う文字がありません。
コレでもIDとして通用するんでしょうか??
…と言っても、この辺りではPhoto IDを見せろと言われますので、コレでは不足間違いなし。
これから受けられる方、緊張しますがぜひ頑張ってください。
私の前の車の方も、その前の方も、そんなに厳しそうな試験官ではありませんでしたので、みんながみんな厳しいとは思いませんが、試験官によって当たりハズレがあると言うのも事前にネットで調べた中にありました。
落ちても試験官のせいと開き直り、運が悪かったとあきらめてもう一回受けましょう!
…なんて、私の長文を最後まで読んでくれたあなたはきっと受かりますよ!
是非とも頑張ってください!!
カリフォルニアのどこかから、応援してます!!
