イタリア生活での日記 -3ページ目

イタリア生活での日記

去年8月からイタリア来てもうすぐ半年になるけど、一生の財産の1つになると思うから、自分の日記として記録しておこうと思う

今日は、あの東日本大震災からちょうど2年。もう2年も経つのかぁ…。

当時は、俺は成田のあるアパートの足場の上で仕事してた。
どんどん揺れが凄くなるから1回避難しようってなって、安全なとこで1人の人が携帯でテレビを付けたんだけど、その時は既に東北は大被害となっていて、あの時見た映像を俺は最初正直疑った。
地面が、町がこんな事になるものかと…。

そして、関東もかなりの被害を受けた。電気に関係するもの全てが止まり、電車はもちろん、信号も止まって、俺は川崎辺りから家まで1時間くらいで帰れるとこを、4,5時間もかけて帰宅。
みんなが携帯使うから誰にも繋がらなくて、姉が家の近くで働いてたから、職場まで、会いに行ったんだけど、既に居なくて、その後、姉と電話も繋がり、今はもう家に着いたよと聞き、安心したのを覚えてる。
手段がなくて、家に帰れなかった友達も居たけど、東北では家に帰るとかの次元ではなかった。

今も復興支援は続いていて、でも俺は何も出来ていない…。
しかも、今はイタリアにいる。
まだ問題は山積みで、特に原発の問題は深刻過ぎて、殆どの事が市民に伝わっていないという噂も。
どれだけ被害があって、どれだけの人が辛く悲しい思いをしたのか、みんなが知らなければならない事だと思う。
人は誰でも、どんな記憶も薄れて和らいでいくもの。
でも忘れてはいけない事もあると思う。
今の俺には何も出来ない。力もない。
でも覚えておく事は出来る。
そして帰った時に、何か一つでも出来るように、今ここで自分がやれる事をやっていこう!!


被害を受けた全ての人達、そして、亡くなってしまった全ての命、その家族に、早急な復興と、お悔やみ、ご冥福をお祈り申し上げます。


ciao…


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