GOING UNDER GROUND TOUR 2008-2009 “LUCKY STAR” | アミのバンザイで行こう!

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泣いても笑っても時間は止まりません。


ならば、全ての出来事を『バンザイ』で迎えてみる。



藤重亜美 日々のバンザイ日記です。

今夜は 日比谷野外大音楽堂で行われた

GOING UNDER GROUND TOUR 2008-2009

“LUCKY STAR” に参加してきました。


5人揃って GOING UNDER GROUND。

いつまでも続くものだと 勝手に思っていました。

でも キーボードの伊藤洋一さんが 今日で最後。

あまりにも突然の知らせだったので

ライブ直前まで 実感がわきませんでした。


ライブが始まって 1曲1曲進む度

もう 洋一さんのキーボードが聞けないんだ・・・。

もう 洋一さんが胸をゴンゴン叩く姿も

拳を突き上げる姿も見られないんだ・・・。

という感覚が体に刻み込まれていくのです。

最新アルバム「LUCKY STAR」からは もちろん

バンドの歴史が感じられるセットリスト。

今日の空の下で 色んな楽曲と共に蘇る思い出たち。 


一番最初のインタビューは FM長野時代。

当時 ほとんどキャンペーンを担当していなかった

伊藤洋一さん&石原聡さんの2人。

スタジオを出て 川原で話を聞いたっけ。

写真に添えるコメントを考えて考えて・・・。

思い浮かばなくて絵を描いていたなあ。


長野、東京、石川、と、私自身の住む場所が変わっても、

その土地で 何度もライブに足を運びました。


その中でも忘れられないのは

金沢市文化ホールで見たライブです。あの日、

「STAND BY ME」の出だしのキーボードの音が出ませんでした。

途中まで歌った素生さんが 
『洋一さんの出だしがないと 始められねえ』と歌いなおしました。

そして「STAND BY ME」が完成しました。

誰が欠けても どの音が欠けても五角形にならないんだと

あの日 再確認したんだよなあ・・・と思い出していました。


私自身に沢山の思い出があるって事は

メンバーは もっともっと多くの思い出があるでしょう・・・。


素生さんは ステージで泣き崩れていました。

『寂しい』ってつぶやいた言葉が 胸に突き刺さりました。

涙で歌えなくなった時、

ギターの中澤さんとドラムの丈さんが歌いだしました。

お客さんも 拳を突き上げ 素生さんを支えているように見えました。

とにかく言葉に出来ないくらいの 素晴らしい光景だったのです。


これが GOING UNDER GROUNDなんだなあ・・・と。

最後まで きちんと 最高の5角形を見せてくれました。

その5角形の中に お客さんのハートがパンパンに詰まったライブでした。

今日の5人の姿を見る事が出来て 本当に本当によかった。


ずっとずっと 今日の景色を忘れません。


ライブ終演後 みなさまにご挨拶してきました。

  みんな いい顔して笑っていました。


この先のGOING UNDER GROUNDも しっかり見ていきたいと思います。


洋一さん お疲れ様でした。そして ありがとう。