いつもお読みいただいて、ありがとうございます
マチャコのブログ「Andante Cantabile」ヘ、ようこそ~~~
ついついおろそかになっています
ブログって、日記よね!?(笑)
日記になっていません・・・
いまは、Facebook、Twitter、Instagram・・・・いろ~んなところから
発信できてしまいますもんね~
そして、あっという間にもう3月も終わりに近づいております
はや~い
去年の今頃は、娘の東京行きが決まって
バタバタしていたころでした
懐かしいです
ムスメがいない生活にも、もう慣れたのですが
そりゃやっぱり寂しいです~
帰ってきてくれないかなぁ~~なんて(笑)
社会人になって、家を出て行ったムスメ
もちろん、自立するように育てたのは私たちです
ひとりっ子になってしまったし・・・いつまでも親元でぬくぬくと育てるより
一人で生きていけるように・・・と思ってきました
子育てって、大人になった時に、世の中に、社会にお返しするために
立派な大人に育てることだと思っていました
もちろん家族であることには変わりなくて
家の敷居を二度とまたがせない!!!!・・・なんて事は思っていませんし
もしまた、こちらの勤務になって、家に戻りたいと言えば
それもヨシと思うのかもしれません
けれど・・・そう、寂しいのですが
家を出て行ったことは、よかったんじゃないかなぁ~って思います
親離れ、子離れ・・・って言葉がありますが
やっぱりこれって大事だなぁ~って思ったのです
それは、私が望んだことではなかったけれど
ムスメの就職先の都合でたまたま家を出て行っただけのことなのですが
人によっては、子どもと離れたくない
子どもを家から出したくない
または、逆もあるのかな、家から通いたい
親から離れることができない、楽だから・・・?
・・・ってこともあるみたいなのですが
それって・・・子どもの為を思ってるのかな・・・って
今は思うのです
ムスメが出て行ってからしばらくは
とても寂しくて、虚脱感がすごくて
自分でもびっくりしました
ワタシにとってみたら、今まで「母親」だったのに
急にもう、その肩書をはく奪されてしまった気分・・・
母親業を、首になった・・・そんな気分
・・・って、大げさですよね(笑)
でも、1年経ってわかったんです
自分の都合に子どもを捲きこんでは行けなかったんだ・・・って
ワタシが寂しいから・・・ただそんな理由で
ムスメを縛り付けてしまいそうな自分がいました
ムスメが出て行ったからこそ、それがわかったのです
ムスメが大人になり、社会人になっても
やっぱり同じ家にいると、ついついいろんなことも言いたくなるし
いろんなことも目に着いてしまったと思うのです
でも、もう本当に経済的にも自立した大人になったんです
そんなことも言う必要ないんですもんね
家族だから一緒にいないといけないって言うものでもないですよね
我が家は、パパの単身赴任が多くて
母子家庭のようなことが多かったけれど
パパだって、やっぱり家族を想い、娘のことをとても愛してくれていることには
変わりないんです
今、それぞれがいる場所で、それぞれを思いながら
自分のすべきことを一生懸命やっている
それでも、家族は家族だと思います
少し前に終わったドラマ
いくつか見ていたのですが、メッセージ性強いものもありましたよね・・・
「家売るオンナの逆襲」
北川景子演じる、サンチーこと、三軒家万智って、
びしっと、ズバッと、突拍子もないことを言っているように思えて
実はとっても大切なことを言っていることが多かったと思います
親が自分の人生に子どもも巻き込んでしまっていることを
主人公の北川景子がずばっとざっくりと切り捨てるように言ってまたよね
「世間は親孝行を美徳としますが、親の人生は親の人生、
子供の人生は子供の人生、考え方が違って当然なんです。」
「子供は親のものだっていう呪縛から解き放たれて・・・」
「親の夢の犠牲になってはいけません・・・」
親を大切にするとか、親孝行するとか、本当に美徳とされていて
もちろんそれも大事なことなんだろうけど
だからって、自分を犠牲にしちゃいけない・・・ってことなんですよね
子どもが親を見捨ててしまうようにおもえるかもしれないけれど
親のほうも、親自身で自立してこの先の人生いきていかなくちゃいけないんです
いつまでも子どもを自分のものとしてしまってはいけないって思います
だから、「親を見捨てる」のではなく
「親の為を思って・・・」
・・・ってことなんですよね
自分たちの人生を生きて行く・・・それが本当の幸せ
そんなドラマでした
子どもって、親にとってはいつまでたっても子どもですが
案外親の知らないうちに、大人になっているものです
親は子どもを信頼して、背中を押してあげましょう
背中を見送るのは寂しいけれど、きっと一回りもふたまわりも大きくなって
幸せな笑顔を見せてくれるはずです
1年前にムスメを見送って・・・
桜が咲き始めた今、そう思うワタシなのでした