いつもお読みいただいて、ありがとうございます
マチャコのブログ、「Andante Cantabile」へ、ようこそ～～～
いや～、あっという間に11月も後半にはいってしまいました
ブログも放置し、気づいたらもうこんな時期です
びっくり！！！！
いつも、あれ書こうかな～、これ書こうかなぁ～と思いつつ
ついつい、スマホを見る時間が多くなり
パソコンを開く時間が減ってきています
しかし・・・この歳でスマホは目にきついです～
マチャコです
ムスメも社会人になり、もう半年が過ぎました
頑張り屋のムスメも、やっぱりいろんな壁にぶち当たりながらの毎日です
やりたいことを見つけて、それに向かって一生懸命な彼女ですが
会社って、なかなかそうはいきませんよね～～
だって、会社ではすることが決まっていたり
今までのやり方・・・みたいなものがあったり
そして、自分の思い通りにいかないことが、人間関係も含めて
た～～くさんあります
大勢の人たちが一緒に仕事をしているわけですから～
ムスメは中高とインターナショナルスクール色が強い学校に行っていました
学校の雰囲気は本当に自由です
校則もありません、服装も自由
授業も好きなものを選択します
チャイムだって鳴らないんです
英語も飛び交っていて、自由に自分を表現していい場所でした
なので、自分がどんな境遇にいた人たちも
どんな国の人も、男女も、さらには年齢も関係なく
発言したり、行動することが自由にできていました
でも、大学生になり、社会人になっていくうちに
ムスメは思ったそうです
「あの学校の中では、私たちは自由だったけど
それって実は守られていたんだ・・・」
言いたいことをいい、したい事をする
でも、今会社のなかで、「社会人」という枠の中で
さらには、「協調性」という枠の範囲で
発言も行動もしなくてはいけません
それが、例え、会社の為に思っていることでも
仕事の成功を思ってやっていることでも
やっぱり今の日本の会社っていうところでは
周りを見ながら気を使いながら、言葉を選び、行動を選ばなくてはいけません
ムスメから時々話を聞いたりしていますが
あ～、日本の会社っていうところは
相変わらずなんだなぁ～～って思います
新入社員は、「新入社員らしく」しないといけないらしいし
女子社員は、「女子社員らしく」しないといけないらしい・・・
これって、どうなんだろう・・・って私はずっと思っていました
ワタシ自身、とっても新人女子社員らしくない人だったので
かなり苦労しましたから・・・
周りの先輩女子社員から
「新人は、新しい風をその部署にいれる役割なんだよ」
・・・と、いいつつ
求められたのは結局
「新人らしい、爽やかな笑顔や、気配り」
でした
今は、なんとなく（笑）、人当たりもいいほうがいいだろうし
笑顔があったほうが、得なことも多いんだろうな～と
わかることもありますが
当時の私は、
接客業でもないのに、しかも身内である、同じ部署の人たちに
どうして、愛想笑いをしなくちゃいけないんだろう・・・って思っていました
「笑え！」・・・と、言われるたびに
心を閉ざし、萎縮してしまって、ますます笑うことができませんでした
ムスメも、やっぱり私のムスメです（笑）
おんなじように言われているみたい・・・
会議を進めるにあたって
たんたんと進行していくムスメは
愛想も何もないらしく（笑）
ムスメはムスメなりに、本当はとっても気を使っているのですが
それが実のところ周りには伝わりづらく
それをただ、愛想良くすることを求められて
それが大きなストレスになっているようなのです
仕事を必死に、一生懸命覚えていくことで大変な新人に
「協調性がない」とか、「愛想良くする」とか、
そんなに優先的に大事なことなのか・・・・
周りにわかってもらえない辛さをかかえながらも
ムスメなりに、いろいろ考えることもあるようで
先日こんなことを言っていました
「人によって、『べき』が違うこと」
当たり前のことですが
自分の常識は、他人の常識とは同じではありません
同じ中学高校で過ごした仲間たちとも
お互いを認め合い、尊敬し合ったうえで
意見を言い合ったりしてきましたが
それはやっぱりあの環境の中でのこと
大学だってそうでうすよね
会社にはいると、もっともっとたくさんの人たちが一緒に働いています
全然違った環境の人たちがたくさんです
その人の分だけ、その人たちそれぞれの「当たり前」や、「常識」があります
なので、一つのことで誰かが
「それは、こうすべき！！！」
と思っても、別の人は
「いや、それはああすべき！！！」
・・・って思うのです
自分の中で、他人の『べき』に違和感を感じて
絶対に自分の『べき』が正しいと思っていることもあると思います
でも、ムスメはいったんそれを全部受け入れよう・・・と思ったそうです
それは、きっとムスメにとって、我慢もすることが多くなり
仕事がうまく運ばないこともあったりして
ストレスになっていることも多いように思います
でも、本当にそうなんですよね～～～
人によって全然違う
それって、夫婦っていう他人（笑）だってそうですよね
そして、親子もそうなんです
ムスメからその話を聞いた時に
子育てしている中で、いくつもの私の『べき』をムスメに押し付けてきたんだろう・・・
って思いました
親として～すべき
と思ってきたことで、ムスメに辛い思いをさせてきたこともあったと思います
子どもの年齢にもよりますが
やっぱりどんどんその『べき』を減らしていって
子どものすること、考えることを一人の人間として認め、尊重していくことが
子育ての中でも大事なことだったんだろうな～って思いました
そして子どものことを信頼し、社会に送り出すことが
子育てなんですよね
私の子育てはそういう意味では
あちこちで反省することもありましたね～～～
この話を聞いてから、ムスメに改めて
「ママの『べき』をたくさん押し付けてきたかもしれない、ごめんね」
・・・て謝りました
ムスメも大人になったので
「ママは私の為にやってきたことだから、全然きにしてないよ」
・・・って言ってくれました
嬉しかったです～～～
愛想なくて、周りに気を使っているのに
わかってもらえなくて・・・・
そして、きっと私が怖くて言い返すことができずに育ったせいで
言いたいことを飲み込んでしまうっていう・・・
そんな風に育ててしまったのはワタシ自身なので
やっぱり申し訳なさがあります
でも、何度も言いますが彼女はもう大人です
なので、きっと自分の力で切り開き、やり抜いて行ってくれると信じています
頑張れ！！！popoちゃん！！！！
・・・って、ほんと無責任な親ですわ～～
子育てって、ほんと凄いです
子どもが大人になったとき、いろんなところで
こんな風に、その結果がかえってきてしまうように思います
いや、ほんとドキドキですわ（笑）