いつもお読みいただいて、ありがとうございます
ちゃいこのブログ、「Andante Cantabile」へ、ようこそ~~
ワタシのお中元バイトも、のこり僅かになりました
5月半ばから始まって、もう2カ月
いつも始まる前は長く感じるけれど
山場を越すとあっという間に感じます
相変わらず、仕事はしんどいのですが
この時しか逢えないお仲間たちとの時間は
なかなか楽しかったりします
それが、8年も続いている理由なのかなぁ~
やっぱり基本、人間関係って大事なんですよね
ちゃいこ・・・こと、マチャコです
ちょっと前に見に行った映画
「LOVE LION ~25年目のただいま」
これ、5月の半ばだったかなぁ~
NHKの朝の番組で紹介されていたんです
それをみて、「見てみたい!!!」・・って思って
ムスメと見に行ってきました
実話をもとに作られた映画の舞台は
インドから始まります
田舎街に住んでいた主人公が幼少のころ
間違えて乗ってしまった列車に揺られ、遠い大都会カルカッタで迷子になった末
保護されて、そのまま家に戻れず、オーストラリア人の夫婦の養子として育ちます
その後、大学生になった主人公が自分の幼少時代のインドの記憶が
フラッシュバックしたことで、自分のルーツを探すことになる
・・っていうのが大筋なのですが
これ、本当にいい映画でした
ネタばれしちゃいますが
あまりに小さいころに迷子になったので
自分のいた場所や街の名前も、うろ覚えだった彼は、
自分の生まれ育った街を探すことは本当に困難を極めるのですが
今の時代に合った方法で見つけ出すことになり
そして、自分の故郷へ帰り、本当の母親との再会を果たします
一番ぐっときたのは
お母さんが25年ぶりに帰ってきた息子にかけたことば・・・
「帰ってくると信じていたよ
本当によかった・・・生きてさえいててくれたら
それだけで幸せだよ」
子どもが生きてくれて、元気でいてくれたら
それだけでいい
・・・って、親としての究極の愛情ですよね
子どもが生まれたころは、その親もそう思っていたはずなのです
でも、いつのまにか、
「できること」を求め
「できないこと」ばかりに目がいくようになって
子どもに対して、過剰な期待をかけたり、抑えてしまったりするんですよね
そんな、純粋な愛情表現を聞いて
ちょっと自分を反省しちゃいました・・・てへへ
そしてまた、主人公の育ての親も
本当に凄い人たちですし、彼に対する愛情も
本当の親と変わらないくらい大きくて深いものだったと思います
養母が主人公に言った言葉が印象的でした
「本当は、夫婦の子どもをもつこともできた
だけど、そうしてしまうと
助かる命が減ってしまうことになる
だから、私たちは自分たちの子を持たないことに決めたの」
本当の母の愛・・・そして、育ての親の愛
どちらが、大きいとか比べられるものではないほど
どちらともが、大き愛をもっていて
それがとても素敵で、やっぱり母ってすごいなぁ~と
改めて思ったのです
そしてまた、主人公本人も
母への愛情の末、本当の親を探すことに
後ろめたさからくる葛藤に苦しみます
養母からの愛情も全部、わかっているし
だからこそ、本当の親を探すことは、養母を裏切ることになりはしないか・・・
どちらも本当に愛がいっぱいですね
インドで主人公のように迷子になる子どもの数は
今でも8万人いるそうです
みんながみんな、養護施設に入れる訳でもなく
ストレートチルドレンとして路上生活を送ったり
人身売買という悲惨な目に逢う子どもたちも多くいるそうです
そんな子どもたちを救うのが
主人公の育ての親の使命だと
彼らは決めていたからこそ
インドの養護施設から、二人の男の子をひきとって育てていました
本当にすごいことですよね
なかなかできることではないと思います
ユニセフはそういう子どもたちの保護や支援もしています
そのことも映画の最後に出てきて
寄付を忘れてはいけないなぁ~と改めて思いました
少しでも自分にできることを
やっていきたいって思います
インドでの場面では、インド人たちがヒンディー語を話していて
それが、私にはとても懐かしい響きでした
それは、私がもう20年近く前に
夫の赴任先であるパキスタンに住んでいたころに
よく耳にしていたウルドゥー語とほぼ同じだったからなのです
ところどころ、まだ覚えていて、単語もちょっと理解できた自分に
ちょっと驚きました(笑)
Google Earthっていう現代的なものを駆使しての
ふるさと探しって言うのも
なかなか面白いし、今ってすごいんだって思います
そんなことも実際に起こったことですもんね。
映画の詳細はHPを見てみてください~
ポチるとHPに飛びますよ → ☆
秋にはこの映画、DVDになるようです
ぜひぜひ、見てみてくださいね~
タイトル・・・「LION」の意味も・・・わかるかも!?