活動先での昼食は10数人のスタッフと一緒に食べています。


先日、昼食時に「昨日JICAボランティアがテレビに出てたわよ」という話になり、みんながその話に食いつきました。


そのテレビというのは、1月に帰国した21年度3次隊のボランティアの中の2名の活動から生活を2年間キルギスのテレビ局が追い続けた番組とのことでした。


取材を受けていたボランティアから聞いた事があったのですが、いつ放送されるのかは知らず、自分は見逃してしまいました。


その話をしていると、


「とてもキルギスのために助けてくれて、働いていたわ~」


「別れのシーンではみんな泣いていて、それを見てると私も涙がでたわ~」


「あのボランティは上手にキルギス語を話していたよ~」


などなど…。



みやのぶろぐ “something like that” 


なんとなく途中から嫌な予感はしていたのですが、やっぱり…。


「なぜキルギス語を話さないんだ?」


「キルギスに来てどれくらい経つんだ?」


「ロシア語とキルギス語どっちを勉強しているんだ?」


「家ではなのをしているんだ?」


などなど、やっぱりキルギス語を話せ!みたいな雰囲気になりました。


会話のほとんどはキルギス語だし、自分に投げかけられる言葉もキルギス語になり、おもいっきりアウェー感…。


「私はロシア語は嫌いだ!キルギス語を話しなさい!」と言い出す人もでてくるし…。


自分の国の言葉を話して欲しいって気持ちはわかるけど、みんなロシア語話せるじゃん!


みんな普通にバイリンガルじゃん!


もちろんロシア語がまったく話せない母親もいるので、キルギス語が必要だと思う事はたくさんあるのですが、ロシア語とキルギス語って全然別物なんですよね…。



みやのぶろぐ “something like that” 


そんなこんなで、昼食時には「日本の歌を歌って」と言われ歌う事になったり、「結婚はいつするんだ?」、「キルギス人はどうだ?」、「日本では給料いくらもらっていたんだ?」、「両親や家族はどうしてるんだ?」、「結婚する時は日本に呼んでくれるんだろ?」などなど冗談半分の質問でからかわれている最近です。


楽しく活動したいし、まずは認めてもらわないと自分が思うような活動はできないと思っているんで、自分をネタにしてもらうのは嫌な事ではないからいいのですが…。


今まで避けてきたけど、キルギス語を勉強する時期がきたのかもしれません。


3月8日の「国際婦人デー」は休みなので、3月7日の昼食はお祝いするみたいです。


その時には、日本の歌を歌う事になりそうです。



みやのぶろぐ “something like that”