11日月曜日、腹痛は変わらず。
今日は月曜日だし、いい加減病院に行く事を決意。
調整員の方に病院に行きたいと連絡し、受診する手配をしていただくことに。
数時間後、JICAの顧問医の方が迎えに来てくれて、いよいよ病院へ。
「途上国の病院ってどんな感じなんだろう?」と不安を抱きながら病院に到着。
ベッドで苦しんでいると、まずは外科先生が登場。
問診と触診をして、とりあえず盲腸(虫垂炎)ではないだろう、とのことで去っていく。
そして診断名も原因もよくわからないまま、点滴開始。
そして内科の先生が登場。
胃炎、腸炎、そして胆嚢炎の疑いがあるとのこと。
そして薬を処方してもらいました。
その後血液検査でたっぷりと血液を抜かれる。
点滴中の俺はベッドから動けず。そしてなぜか看護師さんが一人残ることに。
なんでかなぁ?なんて思っていると、ただナースコールがないから、見張ってるだけでした。
その看護師さんと話をすると、なっなんと年齢は18歳!!
ちょっとまてよ! 18歳で看護師免許ってとれる~!?
日本だと看護科のある高校をでれば可能だけど、キルギスでそんなとこがあるとは思えないし…。
まあ、世の中知らない方がいい事が多いんで、気にしないことにすることに。
点滴のあと、臀部に痛み止めの注射をしたんですけど、これがめっちゃ痛い、痛すぎる!!!
リアルに注射の後5分間くらいは、「うう~っ」、「ああ~っ」ってうなってました。
今日は入院ってことで泊まる準備をしに家にもどるため、夕方顧問医の先生が迎えに来てくれたんだけど、俺のぶざまな歩き方を見た先生が、もう一度診察を受けてみようってことで診察を受けることに。
今度は院長先生が診察してたんだけど、俺の痛がり具合を見た先生が「прохо」(悪い)っ言っているし、そんなこと言うなよって思ってしまいました。
おまけに膵臓も怪しいなんて言っているし…。
とりあえず、違う種類の痛み止め注射をして様子をみてみようってことになりました。
そして夜の点滴が終わりまたしても、臀部に注射。
またしても、これがホントに激痛!!
なんだかんだで朝を迎えると、うれしいことに痛みが軽減している。
顧問医の先生が来て、血液検査の結果を教えてくれた。
CRP値が上がっているだけで、ほかに異常はなかったので一安心。
「ずいぶん楽になりました~」って言うと、退院しますか?もう1日いますか?聞かれたので即「帰ります」と。
昨日「明日エコーとるから」って言われてたんで、どうなるのかな~なんて思っていたけど、そそくさと退院することに。
家に帰る途中にエコーとって異常はなかったんだけど、「退院した後にエコーとって、異常があったらどうするんだろう?」なんて疑問を抱きながら帰宅することに。
よくわからんけど、「これがキルギスの医療事情なんだろうなぁ」なんて身をもって体験しました。
ホントいろいろと思う事がある数日間でした。
海外で病気になるのはホント大変です!
なんかグダグダと読みにくい内容のブログを何度も書いてしまいましたが、読んでくれた方ありがとうございます。