ヨーグルトを食べた後も胸焼けは続く。

俺はしだいに、これは逆流性食道炎ではないかと思うようになってきた。

その理由としては、
①腹部の膨張感(腹圧の亢進)

②臥床時間の増加

③食物摂取の減少

④ウオッカを飲んで実際に逆流させている事実(噴門機能になんらかの影響?)

以上の事から、逆流性食道炎ではないかと考えた。

実際に水分を摂ると症状が軽くなるし、座位姿勢でいる方が楽だった。

横になる時は、枕を高くして寝るようにすると若干は楽になった。

しばらくしてお母さんが様子を見に来たので、ヨーグルトが美味しかったと伝えた。

すると残りのヨーグルト3個(小さいやつ)を持って来た。

いやいや、そんなに食べれんし!!

欲しい時は自分で取りに行きますから。

それにこんな暑い部屋に置いてたらぬるくなるし、最後には悪くなるし!

お母さんが冷たい物を急に体内に取り込むと、よくないと思ってやってくれている事だとは思う。

けどさ…、

食べ物には、美味しい食べ方ってもんがあるじゃないですか!

それによって全然印象は違うし、
味も変わって来るって俺は思う。

今回の事もそうだけど、以前から気になっていた事がある。

それは・・・

キルギスの人達は、あんまり食のクオリティーを求めないのではないかと。

同期の栄養士隊員がぼやいていた。

「キルギスの人達はお腹いっぱいになればいいって考えの人達が多いって聞いた」と。

俺は味付けや、食べ合わせ、料理について何も言うつもりはない。
それが伝統的であり、合理的な食べ物なんであろうと思うから。

ただ、俺が言いたいのは食すタイミングってやつだ。

冷たい物は冷たい状態で、温かい物は温かい状態で食すのが、美味しい食べ方だと思っている。

でもホームステイ先に来て、どうもそれをあまり感じられない。

以前シャシリクを庭で焼いてくれていた。キッチンで楽しみに待っていると、出てきた物は残念ながらぬるいシャシリクだったり。

またある日、食事に呼ばれて行くと、熱々ではないスープだったり。

基本的に食事は家族みんなでするので、テーブルにはすでに用意されている。

そのため遅く食事に来た人間は、いつ盛られたかわからない、ぬるい~冷たい料理を食べる事になる。

しかしこの家にはレンジがあるのに、遅く来た人間が温め直して食べている光景を目にした事がない。

なんか違うよなぁ⁉ それでいいの⁉って思ってしまう。

日本人が贅沢になり過ぎて、求め過ぎているだけなんかなぁ…。

なんか話が脱線しましたが、ヨーグルトは冷蔵庫に戻して、あとで食べる事にしました。


その後は波があるものの、時々強烈な腹痛と終わりの見えない格闘を繰り返すことになる。

しかし日曜日であるため、病院に行く事もできず「明日は病院に行くぞ!」と自分自身を励ますことで、我慢する事にした。

夜になり、お母さんが食事に呼びに来てくれた。

食欲はなかったが、お茶だけでもと思い行くことにした。

すると、またしても目の前にビックリな光景が!

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そうです、巻き寿司です!

いや~、嬉しかったですね!

おそらく、俺が元気がないからサプライズで用意してくれたんでしょう!

食欲はなかったけど、これを食べないと日本人じゃないし、あまりにも失礼過ぎるのでありがたくいただきました。

嬉しいことに味もまずまずで、10個くらい食べちゃいました。

なんか今回は言いたい事を書いてますが、ホントに優しい家族なんです!!



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