先日の・・・・
細川モモさんのお話
午後からの子どもに関するお話でした
海外の教育現場を視察した時の
お話があり
とても興味深かったので
ご紹介しますね
ドイツの森の幼稚園
結構有名なので
知っている方も多いと思います
森の幼稚園は・・・
その名の通り
森の中で過ごします
そうなんです
暑い日も
寒い日も
雨が降る日も
森の中で過ごすのです
その自然の中で・・・
子どもたちは
身をもって五感を育んでいきます
森の中を駆け巡り
飛び跳ねたり
木に登ったり
木の間に張ってあるロープに
ぶら下がったり・・・
きっといろんな感触を体験して
体を使うので
いろんな筋肉がたくましく育ちます
もちろんおもちゃもありません
そこで
子どもたちはいろいろ知恵を絞ります
想像力を働かせます
たとえば先生が
「じゃぁ おままごとしましょう
」
そう言うと・・・・
日本では
さまざまなおままごとの道具が
登場しそうですよねぇ~
でも・・・・
森の幼稚園ではそうなりません
切り株が
ある子にとっては八百屋さん
また別の子にとってはスーパーのレジだったり・・・
それぞれ豊かな発想で遊んでいきます
日本に居る子どもたちって・・・・・
あふれんばかりのおもちゃに囲まれて
寒いからお家の中
暑いからお家の中
危ないからお家の中
・・・・って感じじゃないでしょうか
この
想像力って・・・・
ものすごく大切なものだと思うのです
いろんな事を工夫することができます
自分がしたことや
言ったことが
どんなふうになるのか
相手がどんなふうに感じるのか
想像することができます
私が尊敬している
世界的に有名な建築家
安藤忠雄氏も
何かのインタビューや新聞のコラム
に書いています
遊びを通して本当の学びがある
そして
そこから
想像力が生まれる
ドイツの教育は
「不平等教育」
なんだそうです
日本では考えられませんよね
不平等・…と聞くと
こどもが可哀想・・・って
思ってしまいそうになります
でも・・・・
これも意味があるのです
だって
世の中って
社会って
不平等なんです
たとえば
会社に入って
社長って言うポストは
みんなに平等に与えられませんよね
自分でなんとかして
知恵を絞って
勝ち取っていくものです
それは
ただ
ペーパーテストでいい点をとり
がむしゃらに受験勉強をして
偏差値の高い大学に入って・・・・
そんなことをしても
身に着かないことなんだそうです
人生を生きていくための学び
それを
大切にしている教育
それが
ドイツの教育なんですって
素晴らしいと思いませんか