桜の花が散るこの春、多くの人が「始業式」に参加しているだろう。



その中にあたし、柊香里も入っている。

隣に居る響川夏向も一緒。あたし達いつでも一緒だからね。


夏向「クラス一緒かな?一緒だといいな!!香里もそう思うでしょ!?」

香里「うん!やっぱり最初は夏向とスタートダッシュをきりたいな。1人だと不安だし、何していいのか分からない」

夏向「だよね!あ、校門見えてきた!行こ!」


と、手を引っ張る夏向。


“待ってよ”と声をかければ、“早く早く”と返事がかえってくる。


「バスケ部はいりませんか!?」

「是非、陸上部に!!」

「テニス部、部員募集中です!!」



校門の近くではそれぞれの部活が、あたし達1年生に勧誘をしていた。

どんな事を言われたってあたし達は...



「「バレー一筋なんだよね」」


その言葉が聞こえたのか、ボールを持った人がこっちによってきた。

「君たちバレーやるの?」


あたし達に放たれた言葉。答えは決まってる。

香里「はい!バレー部に入ろうと思っています。」

夏向「あたしもです!」

美月「そっか!私はバレーボール部キャプテン、3年部長の光野美月。ポジションはセッターだよ。名前を教えてもらってもいい?」


美月先輩、とても美人で綺麗!!!


香里「柊香里です!ポジションはWSかMBです!」

夏向「響川夏向です!ポジションはセッターです!」


と、あたし達が言い終わると...

美月「香里に夏向ね...ってえぇーー!?」


凄く驚かれた。理由は分からないけど知ってるのかな?美月先輩は...

美月「香里に夏向ってあのseasunniesの!?」


あれ、図星じゃなかった。てっきり別名の事言われるかと思った...

香里「はい!もしかして美月先輩ご存知ですか?」

美月「もちろんだよ!!私、昔他のチームで小学校の頃バレーしてたんだけどseasunniesに勝ったことあんまり無い!」


やっぱり美月先輩も小学校からやってたんだ。何処かで見た事あるな~って思ったんだ。

夏向「今の3年生の代ですから...夏鈴さんとか知ってますか?」

美月「あ、夏鈴ね!!知ってる知ってる!近所の中学校だからよく練習試合とかやるんだ~」


夏鈴さん、ここの近くの中学校なんだ。


美月「引き止めてごめんね!もうそろそろ行かないとやばいよね。じゃあ明日の仮入部待ってるよ!」

「「はい!!」」


と、あたし達はクラス表が貼られているところへ向かった。



夏向「やった!!香里、同じクラスだよ!!」

香里「本当に!?よかった!」



あたし達は早速教室へ駆け足で行った。