ドラえもんを偲ぶ…
こんにちは、暦の上で9月に入り、すっかり気分はオータムンな福住です。
灼熱の気候や蝉の鳴き声など多くのものが騒がしい「動」の夏から、
涼しげに虫が鳴き、少しずつ夜が長くなる「静」の秋になり興味の
あることに耽る(ふける)にはもってこいの季節になりましたね。
「読○の秋」、「スポ○ツの秋」、「食欲の○」と言われるくらいですからね。
さて今回、板橋「秋好き」ランキング56位の私も、1つのことに耽って
みようと思います。
それは「過去への郷愁」です。
大ファンというわけでは無いのですが、中島みゆきさんの古い曲で
「最後の女神」という「ニュース23」のエンディングに使われていた曲があります。
この中の
「あ~あれは壊れたおもちゃ…僕には直せなかった…」
というフレーズがあります。
この部分をカラオケなどで誰かが歌うたび、私には必ず思い出す
「ある」記憶があります。
当時、私は小学1年生くらいだったでしょうか。
それは母親に散々ねだって買ってもらった等身大ビニール製「ドラえもん」でした。
今なら電気ショップやガソリンスタンドでたまに見かけるマスコット等の絵が
プリントされて、何回、パンチやキックを浴びせても起き上がってくる
「あれ」です。
それを買ってもらった当時の私は、今思い出しても、
周囲が「ヒく」ほどのドラえもん好きでした。
何度、撫でたり、叩いたり、じゃれて取っ組みあったりしても、
健気に律儀に立ち上がってくるそのドラえもんがたまらないほど愛おしく、
恥ずかい告白ですが、2人の関係は一緒のフトンで寝るほどでした。
しかし、そんな蜜月関係も長くは続かず、こちらは、元気な小学生ながらも、
風引いたり擦り傷をつくったりしているのに、一方の「ドラ野郎」だけは
いつまでも完全無欠のままです。
「なんで、あいつだけ…」というほのかな疑問(アフォですね子供って…)が
「なんとかあいつを傷つけたい・汚したい」というむき出しの悪意に変わるのにそれほど時間はかかりませんでした。
最初は、パンチやキックの強さや回数を増したりするといった程度だったんですが、
そのうち、子供なりに「ダメージの大きそうな拷問は?」と考え、
階段から突き落としたり、ついには雨の日に2階の窓から放り投げたり
とかして段々と笑えないレベルにまでエスカレートしていきました。
しかし、まだその程度では「ドラえもん」は平気で立ち上がり、
茶目っ気たっぷりの顔でこちらをみて笑っているのです。(当たり前ですが…)
私は「怒髪天を突く」という言葉をこの時に覚えたくらい、無敵のドラえもんに憤り、
両者の関係はいよいよ修復不可能という状態になりました。
そして、ついにその日がやってきました。
母親が買い物のお土産に「みたらしだんご」を買ってきてくれました。
そこでおいしく頬張った後に残ったそのだんごの「串」をみて子供ながらに
これこそが、憎き「アイツ」にトドメを刺す「リーサルウェポン」であるという
確信に近い感情が湧きました。
その串を持って、「ドラえもん」のお尻を一刺しした刹那「プッシュー~~」という
まさにドラエモンの生命ともいえる「空気」が漏れだしました。
後悔した後、すぐに助命しなければと焦り、「患部」にセロテープを貼りました。
その後は空気漏れの音も止まり、少しホソメだけど、笑顔のドラエモンがまだ
そこに居て、心底ホッとした記憶があります。
その夜、なんとも言えない罪悪感から、家族の誰にもそのことを話さないで寝ました。
次の朝、目覚めてみると…膨らます前の浮き輪のように変わり果てた姿のドラえもん
が床にありました。
そこから私はパニックになって「○○の中心で○を叫ぶ」ばりに
「助けてください!!」(ドラえもんを)と周囲に懇願したのですが、おもちゃを粗末にしたことや、
生命(?)の尊さを教えようとしたのか、両親にドラえもんは直してもらえませんでした。
「あ~あれは壊れたおもちゃ…僕には直せなかった…」
大部分は苦く悲しい記憶としてあのドラえもん(ビニール製)の思い出を呼び起こす
この曲ではありますが、同時に私にも空想豊かに1人だけの世界を持ち、
ドラえもん(ビニール製)と友情を温めた貴重な時期があったこと
を思い出さしてくれる曲でもあります。
嗚呼…ドラえもん(ビニール製)…
そして…私は大人になった…のかな。
アムライズHP
http://www.amurais.com
灼熱の気候や蝉の鳴き声など多くのものが騒がしい「動」の夏から、
涼しげに虫が鳴き、少しずつ夜が長くなる「静」の秋になり興味の
あることに耽る(ふける)にはもってこいの季節になりましたね。
「読○の秋」、「スポ○ツの秋」、「食欲の○」と言われるくらいですからね。
さて今回、板橋「秋好き」ランキング56位の私も、1つのことに耽って
みようと思います。
それは「過去への郷愁」です。
大ファンというわけでは無いのですが、中島みゆきさんの古い曲で
「最後の女神」という「ニュース23」のエンディングに使われていた曲があります。
この中の
「あ~あれは壊れたおもちゃ…僕には直せなかった…」
というフレーズがあります。
この部分をカラオケなどで誰かが歌うたび、私には必ず思い出す
「ある」記憶があります。
当時、私は小学1年生くらいだったでしょうか。
それは母親に散々ねだって買ってもらった等身大ビニール製「ドラえもん」でした。
今なら電気ショップやガソリンスタンドでたまに見かけるマスコット等の絵が
プリントされて、何回、パンチやキックを浴びせても起き上がってくる
「あれ」です。
それを買ってもらった当時の私は、今思い出しても、
周囲が「ヒく」ほどのドラえもん好きでした。
何度、撫でたり、叩いたり、じゃれて取っ組みあったりしても、
健気に律儀に立ち上がってくるそのドラえもんがたまらないほど愛おしく、
恥ずかい告白ですが、2人の関係は一緒のフトンで寝るほどでした。
しかし、そんな蜜月関係も長くは続かず、こちらは、元気な小学生ながらも、
風引いたり擦り傷をつくったりしているのに、一方の「ドラ野郎」だけは
いつまでも完全無欠のままです。
「なんで、あいつだけ…」というほのかな疑問(アフォですね子供って…)が
「なんとかあいつを傷つけたい・汚したい」というむき出しの悪意に変わるのにそれほど時間はかかりませんでした。
最初は、パンチやキックの強さや回数を増したりするといった程度だったんですが、
そのうち、子供なりに「ダメージの大きそうな拷問は?」と考え、
階段から突き落としたり、ついには雨の日に2階の窓から放り投げたり
とかして段々と笑えないレベルにまでエスカレートしていきました。
しかし、まだその程度では「ドラえもん」は平気で立ち上がり、
茶目っ気たっぷりの顔でこちらをみて笑っているのです。(当たり前ですが…)
私は「怒髪天を突く」という言葉をこの時に覚えたくらい、無敵のドラえもんに憤り、
両者の関係はいよいよ修復不可能という状態になりました。
そして、ついにその日がやってきました。
母親が買い物のお土産に「みたらしだんご」を買ってきてくれました。
そこでおいしく頬張った後に残ったそのだんごの「串」をみて子供ながらに
これこそが、憎き「アイツ」にトドメを刺す「リーサルウェポン」であるという
確信に近い感情が湧きました。
その串を持って、「ドラえもん」のお尻を一刺しした刹那「プッシュー~~」という
まさにドラエモンの生命ともいえる「空気」が漏れだしました。
後悔した後、すぐに助命しなければと焦り、「患部」にセロテープを貼りました。
その後は空気漏れの音も止まり、少しホソメだけど、笑顔のドラエモンがまだ
そこに居て、心底ホッとした記憶があります。
その夜、なんとも言えない罪悪感から、家族の誰にもそのことを話さないで寝ました。
次の朝、目覚めてみると…膨らます前の浮き輪のように変わり果てた姿のドラえもん
が床にありました。
そこから私はパニックになって「○○の中心で○を叫ぶ」ばりに
「助けてください!!」(ドラえもんを)と周囲に懇願したのですが、おもちゃを粗末にしたことや、
生命(?)の尊さを教えようとしたのか、両親にドラえもんは直してもらえませんでした。
「あ~あれは壊れたおもちゃ…僕には直せなかった…」
大部分は苦く悲しい記憶としてあのドラえもん(ビニール製)の思い出を呼び起こす
この曲ではありますが、同時に私にも空想豊かに1人だけの世界を持ち、
ドラえもん(ビニール製)と友情を温めた貴重な時期があったこと
を思い出さしてくれる曲でもあります。
嗚呼…ドラえもん(ビニール製)…
そして…私は大人になった…のかな。
アムライズHP
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