ニキータ
田Nです。ようやく我が家のDVDが復活しました。
もう・・・・
祭りです。
といわけで、
復活記念第一弾に見る映画は、
強力でなければいけません。
で、
色々考えた結果、
ザラっとした質感がたまらないフランス映画、
「ニキータ」
初めて見た時は子供すぎて、
そのおもしろさがまったく理解できませんでしたが、
歳をとるにつれ、
今や田N映画ランクで7位圏内に入ってくる映画です。
(レオンよりも好き)
そして何故か、
この記念すべき田Nの復活映画祭は、
地球上のあらゆる事象の偶然性が複雑に重なりあった結果、
田Nのシスータ(つまり妹です)と、
一緒に見ることになってしまいました。
田N
「おい、今日ニキータ見るぞ」
妹
「泣き虫の殺し屋?」
題名に対して、
サブタイトルで切り替えしてくる妹の小生意気な対応に、
長兄として若干腹が立ちましたが、
そこは兄の器でグッとこらえておきました。
さあ、
そんなどうでもいいことは置いておいて、
内容です。
(多分ちょっとネタばれ)
ストーリーは、
不良娘のニキータが仏政府に拾われて、
政府子飼いの、
暗殺者になっていくという話。
この映画、
何がすごいかって、
まず暗殺シーンが非常にリアル。
画像に、まるで感情がない。
淡々と暗殺の指令が出て、
善悪の感情なく、暗殺が「作業」として描かれている。
(実際けっこう恐いなって感じがします)
しかしながら、
そんな感情のない作業をテーマとしながら、
ニキータという女殺し屋の「感情」を、
メインに据えたのが、
この映画の特徴といえるのではないかなと思います。
彼女に感情を与えるのは、
彼女に殺し屋として資質を見出した官僚エリート(多分)のボブと、
恋人のマルコという二人の男。
前半は、
ボブがニキータに感情を与える。
薬中の不良娘を、
いっぱしのレディーへかつヒットマンへと変身させるべく、
ボブはニキータと微妙な、
そしてなんだか切ない距離を保ちつつ、
彼なりの愛情を注ぐ。
後半は、その役がマルコへ受け継がれる。
彼は一見やさおとこ風であるし、
ニキータがなんとなく悪いことをしているとしか知らない。
しかしながら、
マルコはニキータの表も裏も全てを愛情で埋めつくす。
それは、
マルコを得たニキータが、
ストーリーが進行する中で、
どんどん素敵な女性に変っていくことでも、
よく描かれている。(本当にかわいくなっていく)
二人の男を通したニキータの成長と、
暗殺者でありながら、
愛情を知ってしまったゆえに葛藤するニキータ。
細かいストーリー設定の穴はけっこう見当たりますが、
それ以上に、
画像、
役者、
雰囲気といった点で、
圧倒させられる映画です(田N的に)。
こんな映画が作れるのかぁ、
改めてすげーなぁリュック・ベッソン(初期のころ)
と思う、
田Nです。