お疲れ様です。

 

あぁ、また月末が来る。そして梅雨が来る。また締切が迫る日々なのだが、どうしても記録したいことがあり、ほやほやで書いています。

 

プラザの恋愛劇場

 

大好きなんだが、とにかくすぐなくなるキャンメイクの名品クリーミータッチライナーのストックがきれたので、通りがかったプラザに入った。

 

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2番と5番を何本目かわからないほど愛用中。安いのだが、とにかくすぐなくなるのでコスパはよくもないけど、明るいアイシャドウの際にこれをひいて乾く前にぼかして、ふんわり締めるのが好き。ややハリがなくなってきた瞼際にもスルスルひける優秀選手。以前うっかり買ったモーヴ色がしっくりこなくて母にあげたところ、スルスル感を気に入り愛用しているので、6番も追加。

 

これだけで、すぐにレジにいく習慣がなくて出費が嵩むわけだが、外出先でもシュッとできる日焼け止めもいるなと徘徊する。日焼け止めコーナーには高校生の男女の先客がおり、通路手前で待機中「中間テスト期間も2人で勉強するのかな、ええなぁくまクッキー」だとか2度と戻れない日々を勝手に眩しがる。

 

ハーフっぽい女の子が、テスターを試しながら

 

「絶対焼けないのがほしいから、SPF値の高いのにしなきゃ」

 

と竹みたいな私より更に高身長な背中を屈めて、お目当てを探していた。すると、隣でぼさぁ~っと立っていた男子が、

 

「そんな真っ黒で日焼けしたところでわかんねーよ」

 

的なことをね、ぼさぁ~っとしない言い方で放った。女子は、「そうだけど、私でも焼けるのあせる」だとか特に酷いことを言われた感はなかった。

 

薄くもやっとしていた私だったのだが、彼はそれをたたっ斬った。

 

「日焼けしようが、どうしようが、そんなのどうでもいい。全部好きだから」

 

ぼさぁ~っと立ってるなと思っていた彼が急にハンサムに見えた。褐色肌だけれど、ケアを怠らず可愛くいたいという女子の気持ちへの配慮とかより、好きこそ無敵乙女のトキメキ苔むした私の心にまで、なんかキラッと刺さった気がした。ありがとう、高校生。中間テスト頑張って下さい虹

 

地下鉄の恋愛劇場

 

そんな寄り道をしているからまた時間に追われ、発車間際の地下鉄に飛び乗った。ふう汗やれやれとドア付近に立ち一瞬魂を抜く。するとまた、そばにいた乗客の会話が耳に入ってきた。

 

「俺、お前のことすごく好きだよ。」

 

若い男性の声である。こんな公衆の面前で告白とは大胆な。私は興味津々で声のした方を流し見た目するとそこには20代半ば程の今時のおしゃれ系男子が2人いた。

 

告白した方の男性は、尚も切々とお相手の男性に向かって続けた。

 

「できるだけ一緒にいたいと思っている」

 

私の耳はもう、ドア付近を埋め尽くさんばかりに巨大化したうさぎクッキーお相手の男の方は、大女優ばりにしばしの沈黙後に言った。

 

「ミートゥー」

 

そして2人は恥ずかしそうに見つめ合い笑いあっていた。

 

この話を、勿論会社に戻り隣の友人Nに報告した。彼女の心拍数が上がるのを感じた。

 

「なんで返事が英語なんだろ、謎だね」

 

「照れ隠しじゃないんかなはてなマークそれより謎なのはは何が契機になって、いきなり地下鉄の中で告白し始めたのかだったわ。」

 

「本当にあったことなのはてなマーク車内で居眠りしてみた夢の話とかじゃないのはてなマーク

 

「現実に見聞きしたことですってばびっくりマーク2人は私と同じ駅で降りはってん。「あぁ、これからどちらかの家に行くのかはてなマーク」と思っていたら、告白した方の男性はホームをしばらく歩いてから「じゃあ、またな」と発車寸前の元の電車に戻っていかれてん」

 

「よほど名残惜しかったのね。しかしさ、周囲にテレビクルーとかいなかったはてなマーク

 

「ドラマの撮影でも、どっきりでもないってばあせる偶然飛び乗った地下鉄の中で、なんで私に対して仕掛けなあかんのダッシュ

 

「むむっ。では正真正銘友情が恋愛に進展した瞬間を目撃したということだね」

 

「恋愛なのか?熱き友情の発露だったのかわかれへんけどな」

 

「友情じゃないわびっくりマーク例えば、私があなたに、「ずっと一緒にいたいの」っていう!?ホームでまで名残を惜しむ!?

 

「ノーサンキュー」

 

と礼儀正しく英語で答えた。

 

「ほら、やはり友情というには濃密すぎる何かがその2人の間にはある。いや、貴重なシーンに遭遇したね拍手それで、その2人はどんな顔だったはてなマークかっこよかったはてなマーク

 

「顔なんて覚えてないよあせる衝撃のあまり、その後自分がどうやって会社までたどり着いたのかも定かやないくらいなのに。とにかく2人とも、さっぱりしたオシャレ系自由業的服装だった、ということしかあせる

 

「また会えるといいね。明日も同じ時刻に同じ車両に乗りなよ。」

 

「あまりに大雑把過ぎるストーカー行為。が、しかし、また会う日が来ることを祈念するとしよ」

 

その日まで2人に幸多かれと、心から願うNと私であった、という話を終わります。

 

金魚草の記録

 

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ガーデニング2年生、初めて種から育てた金魚草が咲いてくれた喜びを記録。名前の由来は、金魚ににているからとあるけど、花言葉は「おしゃべり」「おせっかい」「でしゃばり」「大胆不敵」で、口の形に似ていることに由来する。「おしゃべり」仲間として、毎日話しかけ「おせっかい」をやいている。

 

先日セイロンライティアを植えてみた。ピンクと紫だらけの冬花壇だったので、夏の白花壇へ移行すべく、隙を見ては白花を植栽している。お花の生育期になると虫もそうなるわけで、ナメクジやコガネムシの幼虫に未だピキッあせるとなるけど、綺麗に咲いてくれる喜びは比にならない。夏も楽しみアップ

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ほなまた、いつかまであじさい