初めての富士山頂での御来光 は心に残る想い出となった。
富士登山に関連するその他の記事をのせる。
トイレ
富士山登山でまず気になっていたのはトイレ。
ところが、心配するまでもなく、各山荘に設置されているトイレを利用することができた。
富士宮口コースの場合は、5合目~山頂まで一定間隔に山荘があり、特に困ることはなかった。
トイレットペーパーも各トイレに備え付けのものが利用できた。
ただし、トイレの扉を開けるには200円が必要である。(50円不可。100円玉を用意しておこう)
金剛杖
ご多分に洩れず、登山口新五合目で金剛杖を購入した。
長めでキャップなし1000円。
各山荘で焼印を押してもらえるので、一歩一歩富士山を登った証と記念になる。
最初の6合目の山荘に到着したとき、真っ先に焼印を押してもらった。
そのときまで、焼印に200円(山頂は神社で朱印300円)掛かるとは知らなかった。
もちろん、お金がかかろうが、すべての山荘で焼印を押してもらった。
高山病予防に酸素缶と酸素タブレットを持参した。
私の場合は、ゆっくり歩くことと、小まめに酸素を吸引するようにしていたが、
九合目(3460m)で頭痛の症状が出た。
その後も、小まめに酸素を食べたり、吸ったりした。
頭痛はしばらく消えなかったが、登山に特に支障はなかった。
富士山登頂証明書
富士山頂の郵便ポストから自分宛てに送った富士山登頂証明書が3日後に配達されてきたよ。
本証明書も無事下山できたんだね。
携帯電話
私の携帯はSoftBankであるが、
8合目付近で不安定ながらも、かろうじて電話が通じる状況。
山頂は全く不通である。
山頂でも、DoCoMoとauは通話可能との張り紙があった。
iPhoneもいいけど、SoftBankには、まずは通話可能領域を広げることを切望する。
山荘初体験
平日にもかかわらず、泊まったところは8人部屋で、
おおげさにいえば畳一畳ちょっとくらいのスペースに3人が寝る混みようだった。
とても、大の字になって寝るなんて贅沢はできない。
3人が横向きに重なった状態で、熟睡なんて無理。
疲れをとるどころか、疲れが増幅しそう。
そのうち、妻は高山病の症状になり、風通しの良い入り口側に頭を向けて寝た。
つまり3人は互い違いに、頭、足、頭という並びで寝ることとなった。
これなら、徹夜で山頂目指す方がましかも。
妻以外にも、そこかしこで、酸素缶を吸う音が聞こえていた。
私も1時過ぎに、頭痛がして、酸素缶のお世話になった。
そもそも、我々が山荘に20時過ぎに到着したのが悪かった。
夕食にありつけず、
山荘の人達や相部屋の人達にも迷惑をかけてしまったようだ。
宿泊する山荘には、早めに到着するようにしよう。
警察官の横柄な態度
8月7日富士宮登山口に向かう道路では、たくさんのパトカーや白バイとすれ違った。
新五合目の駐車場に到着し、最上段の駐車エリアに行こうとしたとき、
一人の駐車場係員から今は上に行けないので、10分だけ、ここで待ってくださいと告げられた。
しばし、待っていると、別の男性がやってきて、ここに停車してはダメだ、下の駐車場に行けと言われた。
私は、あの係員からここで待つように言われたこと、10分待てば上に行けると言われたことを告げると、
その男性は「上には行けない。今すぐ下に行きなさい。私は警察だ。」と言われた。
もういちど、係員に確認すると、10分後には行けますよとのこと。
2人の対応の違いに困惑した。
警察官と名乗る男は、しきりに「私は警察だ」を連発。
あまりにも横柄な態度が腹立たしかった。警察だから何なんだ~?
そのうち、他の車もたんさん登ってきて、私の車を先頭に一帯は車であふれかえった。
困惑の中、しぶしぶ下の駐車場におりることとした。
その後、分かったことは、その日は皇太子さまが来られていて、
最上段の駐車エリアは警護のための車以外は立ち入り制限されていたらしい。
その警察官も、「自分が警察官」であることを強調する前に、
きちんと駐車制限がされていることを説明してくれれば、我々だって素直に納得できたのに。
皇太子さま
今回はお忍びでの富士山登頂 再チャレンジとのこと。
われわれと同じ登山口から山頂をめざされたらしい。
途中の山荘にて、皇太子さまが立ち寄られ、写真を撮らせてくれたらしく、その写真を山荘の人に見せてもらった。
青いレインウェアを着て、満面の笑みをカメラに向けられていた。
皇太子さまの優しいお人柄が写真に写しだされていた。
翌朝6時35分ごろ、富士山頂の火口の風景を眺めたが、
同時刻に皇太子さまも近くで同じ風景を眺められていたらしい。
まったく気がつきませんでした。
お忍びと聞いていたが、ニュースで流れていたみたいですね。
絶好の天候に恵まれ、富士山初登頂おめでとうございます。
外国人
富士山で多くの外国人の方にも会った。
外国人男性は、なぜかしら、半袖、短パンでの姿が多いような気がした。
何でだろう。寒くないのかなぁ。