塩味・甘味・酸味・苦味といった基本の味覚に加え、第5の味覚と言われる旨味

1908年に、日本人の科学者によって旨味成分のグルタミン酸が出汁昆布から発見されてから、【umami】は世界共通ワードとなり、欧米では食のトレンドの1つになっていますねつながるうさぎ

この旨味の味を味わうもっともシンプルな形が、和食の基本ともいえる出汁】



出汁は味噌汁や煮物、和え物など、和食には欠かせないものですが…
日本人の食生活やライフスタイルの変化に伴い、日常の料理で取る機会は次第に減ってきていますねアセアセ

【手間がかかる】【難しい】というイメージが先攻しがちな出汁ですが、減塩など健康への効果も期待でき、何より、出汁を使うことで料理がグンと美味しくなります‼

〈基本をマスター〉

◼材料
昆布
かつお節


◼作り方

1.  鍋に水、昆布を入れて火にかけ、沸騰するまでに20分ぐらいかかるように弱火の中火にしておきます。
沸騰する前に昆布を取り出します。

2.  (1)にかつお節を入れて、もう1度沸騰したら弱火にして、30秒置いたら火を止めます。

3.  ペーパータオルを敷いたザルで(2)を静かにこします。
水分が落ちなくなったら、しっかり絞りましょう。




かつお節や煮干し(イワシ,サバ)にはイノシン酸が豊富。

昆布に含まれているグルタミン酸には母乳にも豊富に含まれていて、人が味覚を育む上で大きな役割をも担っているので、とっても大切な素材の1つです‼

他にもグアニル酸を含む干し椎茸など、素材によって様々な風味の出汁が引けます。

複数の旨味成分を組合わせることで、より味わい深い、風味豊かな出汁が引けますよカナヘイピスケ

出汁は冷凍保存もできます‼
お休みのとき、時間がある時などに作っておくと、便利だと思います。

ぜひ、普段の食事に出汁を取り入れてみてください!

子どもたちの味覚をつくるのは。。
大人の役割
だとワタシは思います

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「食べるほど健康になる!」
 家族の食卓ドクター
 松山千奈美

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