1/19 13:00/18:30 ライチ☆光クラブ





廃工場にある「ライチ☆光クラブ」で美しいものを求める少年たち

若さゆえの葛藤、狂気、そして因果応報の物語。


演劇「ライチ☆光クラブ」



元は舞台で生まれた作品なのですね。


漫画版も未読だったのですが、舞台前に読みました。

それぞれのキャラクターが魅力的で、愚かで愛らしい。



那由他くんのデンタク☝️😯

ライチの親というか飼い主みたいな。


ライチが起動したときの恍惚とした症状


ライチ守るためにゼラに従順で、火事のあとタミヤ自分で口の詰め物外したのに、デンタクがタミヤ突き飛ばして詰め直したり。


やー!の言い方いろいろ、そのときの気持ちわかるのいい。


ほとんど電卓を持っているので、拍手する時に電卓を手首ではさむの持ちづらそう。右脇に挟んでいることもある。



ライチ>ゼラだから

ライチの制御をゼラに奪われてから心ここにあらずで、そこからかわいいというかおいしい。食べちゃいたい。


ライチに頭つかまれて、血流しながら笑顔で嬉しそう。

最期の瞬間幸せそうだった。

せっかくなので、ハンバーグでいただきたいです()



デンタク、雷蔵、ヤコブは光クラブのちいかわ

特に3人で何かしてるわけじゃないけど、3人でわたわたしてるのかわいい。



ゼラは感情の動き大きすぎて、怯えて怒って喚いて、取り繕ったりもして

もしかしてコメディー??笑いどころなの??と思ったけど、そんな空気ではないし(それはそう)

牧島くん本当に大変だと思う。


ジャイボ、ゼラに一途でいじらしかった。



処刑後、結構長時間吊られてるカネダ



タミヤはみんな惚れてしまう人だろうな。

ニコも正義感強い人


タミヤとニコは、光クラブじゃなかったら親友になってる世界線もありそう。



ヤコブの処刑は豪快だった。ライチ力強い



ライチ

全体的にロボットの固めの動きだけど、666で起動したばかりのあまり慣れてないような動きとか、最後のライチの実を食べたあと徐々に動き出すような動きは、さらに固めの動きになってて好きだった。



カノン

処刑に立ち会って取り乱してるのが本当に等身大の女の子でかわいい。

お顔小さい、髪サラサラでお人形さんみたい。




「水など」は処刑シーンで見てても客席まで飛ばなそうと思ってたら、光クラブ水没で、天井から滝みたいに水落ちてきて景気よかった。


マチソワも多いので、特に濡れる方たちは公演後はぬくぬくしててほしい。





主題と関係ないところでずっと考えていること



デンタクやヤコブの病気について、ゼラの一言で背景として説明されて、その後は特に触れられなく終わった。


今回の舞台は、原作にある光クラブ初期メンバーの、クラブの名前決めたところとか、ニコの目がライチに使われてるのさらっと説明されて終わって

ゼラのお母さんと昔の自分の幻覚に悩まされたりして、結構ゼラの視点が大きいという印象。



そもそも自分は、勝手に人の気持ちとか、まして病気を決めつける人好きじゃない。


でも、この作品のゼラって、そういう他人の病気の決めつけてそうなキャラクターではあるし、ゼラが言い出したんだろうと勝手に納得はした。



ただ、ASDの方って、ゼラが急に思いついたような突発的な命令に対応するのは苦手そうな印象ある。(Indigo Tomatoのタカシくんから)



この設定どう受け取った人が多いんだろう。そしてどう受け取ってほしかったんだろう。


ゼラなら言いそう。より、ゼラの言葉をそのまま受け入れた人も多いんじゃないかな。



光クラブのメンバーそれぞれに悩みもあるし、生きづらさを感じることもあるのだと思う。


そのうえで、デンタクのように、得意なことで認めてもらえる場所がある。とか、一緒にいたい人と過ごしたい。とか、そんなささやかもしれない理由じゃだめだったんだろうか。


意図がまったくわからなくってもやもやする……。



まあ、突き詰めたら、ライチ(人間・機械)にエネルギーとしてライチ(果物)与えてたら、ライチの金属錆びないのか。とか知りたいこといっぱいあるので


わたしもライチ☆光クラブの世界で、醜い大人の一人として、ジャイボに臓物を出されたらいいのかもしれない。