ブログ再開といっても

書く習慣が遠退いていたので

気付くと忘れていたりする  






改めて何を書こうかなと

思いながら書き始めたのだけど







仕事も少し落ち着いて

余裕も出てきたので

読書を再開した







忙しい間も少し読んでは

いたのだけど







もう半年以上寝かせてあった


 

 

この、

ようこそ、ヒュナム洞書店へ

をやっと読めたことが

私の中ですごく、大きかった







これは韓国の本で

翻訳部門の本屋大賞という

帯が付いていた







以前イベントで

とりの巣フレンズの皆さんと

高知の蔦屋書店へ行って

ブラブラしていたとき







本や雑貨いろんなものを

目の前にして、

Mっちゃんが家の形をした小物が

好きで欲しくなってしまう







そういう話をしてたので

私は何が好きかなって

改めて考えてみた






私は小物は可愛いなと思っても

捨てるときのことを考えて

よっぽどでなければそういうものを

買えないし、飾るセンスも

持ち合わせてない







だけど、私はそこで改めて

自分が見てワクワクするのは

『本』だということに気付いた







本が好きで

表紙のデザインとか大きさとか

質感とかタイトル、帯の言葉など

見ているだけで

気分が上がってくる







買っても読み始めるのに時間が

かかるし

一度しか読まなそうなものは

図書館で借りる







なので、たまにお気に入りの

小物を選ぶ気持ちで

本屋さんに行き

今日のお土産の一冊を

選ぶのが好き







そんな自分なりの買い物習慣で 

選んだのが上記の本だった







この時はいくつか他にも

心惹かれる本があって

迷って迷ってそれにした







読まずに寝かしているときも

部屋の片隅に

その本があるというだけで

なんか嬉しくなる







少しずつ忙しかった日常からの

解放の意味で

リハビリに読みはじめたけど

その本の内容も登場人物全員が

人生をゆっくり俯瞰し

リハビリしていく物語で







まさに、今の自分とシンクロしていて

一気に読むのは勿体無くて

毎日少しずつ舐めるようにして(笑)

読んだ







物語に大きな派手な

出来事があるわけではないけれど

生きてたら誰にでも起こるであろう

人生のあれやこれや







結局必要なことって

時間だったりする

その人にとっての時間







その時間を本の登場人物と

一緒にゆっくりコーヒー

飲みながら待ってた

そんな気持ちにさせてもらった







そして、冒頭に出てくる引用の言葉


本屋がない町は町ではない





この言葉に初っぱなから

衝撃を受けて






本屋を開店するには

なかなかかもしれなくても

私の本のコレクションを

店に並べたくなった






そう閃いたら次々

やりたいことが浮かんでくる

なので、この春から

再びモノ作り学校へ通い

本棚を作ることにした





以前作った机




師匠にも

せっかくなら面白い本棚を

作ってみようかと言ってもらって







これまで止まっていた

時間が少しずつまた

動いていくのを感じている