2022年4月27日、昼13時16分
こんにちは☔
予報では10時には
上がりそうだった雨が
まだ降り続いてます
昨日はかなり夜にかけて降りましたけど
もうほんの少しだけ
雨の降る夜に
この本を読みました
ROGUEの終わりのない歌
という曲を先週知りました
曲だけでなくROGUEというバンドも
運転中にBank Bandのアルバムを
たまに聴いていたのですが
その中でBank Bandがカバーしてる
この終わりのない歌という曲が
気になりだして
始めはBank Bandのオリジナルかと
思っていたけど
調べてみたらカバーで
そのROGUEというバンド
そしてヴォーカルの奥野さんのことを
知りました
Bank Bandのアルバムは
去年出たのに
そこに収録されてた
終わりのない歌は
2012年apBank fesのもので
10年前も前の！！
全然知りませんでした
桜井さんは、ROGUEが好きで
高校時代よく聴いていたそう
そしてフェスで終わりのない歌を
やりたいと思った時に
ググってみたら
奥野さんが車椅子で歌われている
動画をたまたま見たようで
ROGUEを解散してから
2008年に奥野さんが事故に遭い
頸椎損傷して下半身不随に
なっていたことを知ったそうです
私が読んだ本は
桜井さんが施設に訪ねて来たときの
エピソードから始まりました
現場で屋根から落ちて
身体が動かなくなった時の文章は
読んでいて苦しくなりました
喋りたくても声が出ない
身体も動かない
歩くこともできない
ギターももう弾けない
それを知ったときの絶望感
死にたいと思っても
死ぬことすらできない
死ぬことと生きること
死にたくても死ねない人
死にたくなくても死んでしまう人
人は自分で生きているように
、思うけど
大きな定められた運命のようなものが
あるんじゃないかなと
思わされることがあります
奥野さんは最初はどん底まで落ちて
苦しみ悲しみの中でもがくのですが
やがて声が少しずつ出せるようになると
また歌うことをやってみようと
その一歩を踏み出します
自分でもやれることがあると
気付いてからは
どんどん生きる希望が溢れてくるように
2021東京パラリンピックの閉会式で
What is a Wonderful Worldを
歌われていたみたいです！
終わりのない歌は
全然うまく行かずに
毎日を悶々と過ごしている中で
劣等感や孤独を感じている
そんな毎日雨が降り続いてるかのような
僕の人生もいつかやがては
雨は上がるだろう
だから傘もささずにそれを見てる
そんな希望の歌でもあります
奥野さんがこの歌を作ったときは
どちらかというと
メジャーデビューして絶好調の時
だけどバブルの時代に
こういう一昔前の苦労の歌は
流行らなかったと言います
だけど怪我をして
再び立ち上がろうとする自分が
どれだけこの歌に励まされたかと
「悲しくても切なすぎても
いつかは雨もやむだろう」
今、奥野さんが歌うから
響くものではあるけど
それも奇しくもという感じで
人生って本当に何があるかわからないし
不思議ですよね
人間の身体も
生きること、死ぬことも
私たちの予想なんて
遥か及ばなくて
だから何が良くて
何が間違いとか
そんなこと計り知れなくて
先日、取引先の会社へ行ったとき
事務の女の子がいなくて
聞けば妊娠してるけど早産気味で
あと一ヶ月お腹の中に留めることが
できたら大丈夫だから安静にしてると
聞きました
どれだけ医療が進歩しても
お腹の中にいることには
敵わないんだなぁ
これって凄いことだなぁと思いました
お母さんはお腹に命を宿して
特別なことをするわけでもないのに
お腹の中では
その命がちゃんと育っていく
これは鼻になる
これは指になる
これは目になる
その遺伝子はその時にオンになったり
オフになったりする
ちゃんとそのように出来ている
人間の身体も私たちの想像を
越えているし
生きること。死ぬことも同じ
自分でコントロールできるようで
そうじゃないんじゃないかって
そんな風に思えます
だから小難しいことを考えず
この命が果てるまで
笑って生きていきたい
楽しんで生きていきたい
今目の前に大切な人がいることを
いっぱい喜びたい
悲しくても切なすぎても
いつかは雨もやむだろう
そんな気持ちで
できる限りの力を込めて
この素晴らしい世界
人生をまっとうしたいですね
今日は今日しかない
素敵な一日を
ちなつ