2020年8月31日の朝




8月最後の日
昔は夏休み最後の日
明日から学校だなって感じで




子供たちはせっせと宿題を
片付けていた




私はどうだっただろう。。
忘れたよ(笑)




ゆとり教育の終わりで
ここ数年は早めに学校が始まっているから
夏休みの最後は曖昧になってるけど




夏の終わりって 
寂しくて、切ない




そんな気持ちがしたよね




だけど秋へと変わる風の匂いとか
私は好きだな




夏は特別で
秋は日常



 


ちょっともの悲しい、切ないコードが
よく似合う




高校生の時によく聴いてた
その当時の曲を聴くと
あの時の気持ちを思い出すから不思議




学生の時の夏休みの終わりって
やっぱり宝物だなぁって思う




ひと夏の恋って憧れたよね
夏休みだけのプールの監視のお兄さんとか
夏休みだけの家にバイトに来てたお兄さんとか




阿波おどりが終わるまでの
カッコいい年上のお兄さん達に
皆でキャッキャと騒いでたね




夢みたいな毎日の楽しみが終わり
また学校が始まるときの悲しさ




今朝は眠かった
久々息子を送り出したら寝ようと思って
それを原動力にお弁当を詰める




安定に息子は起きてこない
3度目起こしてやっと起きてくる




もうそろそろ出ないとヤバい
と、思った瞬間家の前を汽車が走るゲッソリ




息子は麦芽豆乳を飲んでいる滝汗




もう、それは置いていけー!と
車へ走る。
親子で乗り込んで、まだ間に合うと
エンジン掛けたら
息子の声




あ!


もう、わかってる
きっと財布を忘れたんだろう
わかってるけど一応反射的に聞く




フフフ
やっぱり、ね




笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き





片道15分の駅まで送迎コースに変更
寝ようと思ってたのに笑い泣き笑い泣き




もう~ムキームキームキームキー




早朝の車を走らせる
いつの間にか娘が入れた欅坂46のCDが
ミスチルのCDに変わってる




息子と話するでもなく
ボーッと聞きながら行く




久しぶりに聴いたわ




1992年、ひと夏の恋の終わりを、
もの悲しく切ないメロディーに乗せた
桜井さんは




26年後
秋に変わる季節を
神様がくれた贈り物と表現してた



これはピアノソロみたいだけど
素敵な曲なんですよ!



私も26年経って
こういう曲聴くと涙が出そうになる




四季があるって美しいな
日本に生まれてよかったなと思う




そして、大人になったなとも思う(笑)




変わらないものはないから
この目に映る景色を、日々を
神様がくれた贈り物だとして
目に焼き付けよう




本当なら今頃二度寝してたんだけど
息子のお陰で素敵な時間を
過ごすことができた




子供の為に割く時間は
人生の中でどれほどもないような気がする




朝ダメな私が
ちゃんと起きれて色々できるのも
家族が一緒にいてくれるから




いつかは無くなるその景色が
今はまだここにある




神様がくれた切符って
素敵だよね




その切符を握りしめて
今日も旅は続いてる





2020年8月、ありがとう




ちなつ