前回のブログに書いていた不整脈の治療に行って来ました。
コロナもあるし、入院せず、日帰りでの治療になりました。
心臓に血栓があると、電気を流すことで飛んでしまい、それが原因で脳梗塞や心筋梗塞になるとのことで、「経食道心エコー」という検査が追加されました。
普段のエコーでは表側しか見えず、後ろ側の状態を見るために食道側からアプローチ。
朝ご飯の後は絶飲食。
暑い時なのに、絶飲?
死ぬわ…
そして当日。
胃カメラのちょっと太い版と聞いていましたが
嘘つくなよ…
ファイバー先が、綿棒のように管の太さよりかなり大きい。
「喉に麻酔のスプレーしますね」
プシュッ。
ゲホゲホゲホゲホ。
「じゃ、始めますね」
え!まだ喉の麻酔効いてませんけど。。
有無を言わさず始まった検査。
ふっといファイバーがグイグイ入ってくる。
ウゴッ
オエッ
んううううう…
涙が出ました。
苦しかった。
いったい何分経ったのか分かりませんが
またもう一度、ウゲッってなった時
「はい。終わりましたよ」
「上手にできましたね」
…そうですか…。ははは…
その後、少し待ってから、今度は電気ショックの場所へ。
想像していた蘇生の時に使う機械ではありませんでした。
駅や学校にあるAEDと同じタイプ。
点滴を始めて
火傷するので、とのことで、むっちゃ冷たい冷却シートを胸に二つ乗せられて
ギョエー!冷たーい!
なんかもう、ちょっと使い方おかしいけど、踏ん張り蹴ったりやん
酸素マスクを付けられて、点滴に麻酔が入り
私の乱れた脈を心電図が響かせていて
あーむちゃくちゃやなぁ。そらしんどいわなぁ。
なんてぼんやり考えていると
「はい。終わりましたよ」
へ?うそ。
いつに間に。
「私、寝てました?」
「うん。寝てはりましたよ」
さすが麻酔。
知らん間に眠らされてた。
「今は脈、落ち着いてますよ」
あーほんまや。
なんか胸が楽や。。。
目覚めてから少しめまいがあったので、しばらく横になっていましたが、問題なく歩けました。
検査が本当に辛かったので、元に戻った今の状態を大事にしようと思いました。
正直、何時間かに一回ぐらい トトッと少し乱れることもあるのですが
それは手術直後からあったことなので
多分異物(機械弁)が付いている私の心臓はこんな感じなんだと思います。
これで治らなければ、服薬して再度電気ショック治療。
それでもダメならカテーテルのアブレーション。
電気ショックは知らない内に終わるから楽ちんだけど
またあの検査をするぐらいなら、私はアブレーションをお願いしたい。
胃カメラなんて比べものになりません。
それぐらい辛い検査でした。
あーホントに心臓って大事。