ピンク薔薇こちらのブログは
ステップファミリーママが、
連れ子の双子の発達障害と向き合いながら、
色々なことを綴るブログです。ピンク薔薇


「発達について何か言われたことある?」


出会って1ヶ月程度の女に
こんなストレートに言われたら
誰だって嫌な気持ちになる。


普段は穏やかな夫(当時は彼だが)も
一瞬、ムッとして

少し間をあけて
話しだした


「双子は、27週で生まれて、910gと870gしかなかった」
「NICUにずっといた」
「2歳くらいまで話さなかった」
「3歳児健診では引っかかった」
「3歳くらいの頃から、おかしいと思ってきたけど、シングルファザーになったから余裕がなかった」


と、ぽつぽつと話してくれた。


3歳児健診では、発達の遅れを指摘されていたが、「そんなことはない」という親としての思い、シングルファザーになって大変だったこと、そんなこんなで、身体だけが6歳になってしまったようだ。

実際、
身体の成長は6歳児より少し小さいくらいで
異常はない。

それに、こんな低体重で生まれたのに
内臓疾患はひとつもない。

熱性けいれんがあり、
体も強くなかったため、
数回入院した程度のよう。

低体重時は、からだのリスクも高いけれど
双子は奇跡的に身体に障害は出なかったみたい。

なんて奇跡だろう、そう思った。


けれど、脳の発達だけが
やっぱり遅い。


夫は、双子に言ってもわからない(理解できない)から
叱り方も言い方も、上からになってしまう。

上から抑え込むというか。
なんでも親が決める。

だからこの頃の双子は、
叱られた時、
「ごめんなさい」と言えば
それで済むと考えていた。

どうして怒られたかわかる?と聞くと
全く答えられなかった。



双子が話せないから、
とりあえず「ごめんなさい」だけ言わせる夫。


だから双子は怒られた理由は考えないし
繰り返えさないようどうしたら良いかも
考えない。

だからまた同じことを繰り返して怒られて、
とりあえずの「ごめんなさい」


悪循環だなあと…。

怒るエネルギーも
怒られるエネルギーも
相当なものだと思う。



けれど
夫が、シングルファザーで大変だったのは
よく理解できる。



だって
仕事から帰ったら子どもがいないなんて。

そんなこと、ある?