猫ちぐら作製 | ハンドメイド(猫ちぐら、PPバンドかご)、農家の日記

ハンドメイド(猫ちぐら、PPバンドかご)、農家の日記

何でも編むのが好きなので『amu(編む)-like』にしました。

PPバンド製かご、稲わらの猫ちぐら、毛糸編み、家庭菜園、米栽培や日々の日記
写真撮影が苦手な私ですがよろしくお願いします。

 猫ちぐら作製、今回の猫ちぐらははかまを取った藁を使用しています。葉が一枚残した藁ですので藁1本の太さが違い、それが3本1組で編みますので、進み具合が段違いに早くなります。猫ちぐらで有名な新潟県の関川村ではこの方法で編んでいます。我が家の藁は草丈が短い品種が多いため、はかまを取ってしまうと芯しか残らない場合が多く、最近では猫ちぐらを編む場合は芯の藁を使用する場合が多いです。はかまを取った藁は藁いずみに使用するようにストックしていました。藁いずみは飯櫃の大きさにより変わるので、全てオーダーメイドになるため、芯の藁で作製すると作製期間が長くなります。そのため待たせてしまう期間が長くなりますので、藁の芯で作製する藁いずみは近年行っておりません。勿論依頼されれば作製することもありますが、今のところ特に藁の芯で作製して欲しいと言われたことはありません。

 編む道具も別になります。太い方ははかまを取った藁を編むとき、細いほうは芯の藁を編むときに使用します。これは全て夫が加工してくれました。


 今日も曇りがちではありましたが、暖かく日中ヒーターをつけることもありませんでした。
 藁処理も快適に行うことができました。ただ、はかまを取った藁で猫ちぐらを編むと手の水分油分が奪われるせいか、手の荒れかたが尋常ではなくなります。最近は手袋をかけて編んでいますが、本当は素手で編んだほうが微妙な加減で綺麗に編めるのですが仕方ありません。

 皆さまはいかがお過ごしでしたか。今日もお疲れさまです。