さいど焼き | ハンドメイド(猫ちぐら、PPバンドかご)、農家の日記

ハンドメイド(猫ちぐら、PPバンドかご)、農家の日記

何でも編むのが好きなので『amu(編む)-like』にしました。

PPバンド製かご、稲わらの猫ちぐら、毛糸編み、家庭菜園、米栽培や日々の日記
写真撮影が苦手な私ですがよろしくお願いします。

ふ 今日は、1月15日。我が地域ではこの日にさいど焼きという行事が行われます。こちらではさいど焼きと呼ばれていますが、どんど焼きと呼んでいる地域の方が多いようです。昔は、あちらこちらで個人の家でとか町内で集まってとかでよく行われていましたが、最近は、藁の調達が難しいことと、住宅密集地では危ないので殆ど田園地帯の農家の集落で行われます。今は、昔と違い稲刈りはコンバインで刈るため稲藁はすべて裁断されて田んぼに落ちる仕組みなので、藁を取る目的でない限り藁は調達できません。ほとんどの農家の集落では、この日のために藁を調達し保管しておくようです。私の町内も、昔から町内の方が農家の稲刈り時期に藁を調達して保管していました。我が家では今でこそ猫ちぐらのために藁を取っていますが、今までは、ほかの農家の方と同じですべてコンバインで裁断していました。昔は、あちらこちらの集落でさいど焼きが行われていましたが、私の町内のほかは、夜空に藁が燃えているような明かりはなく、あまり行っている様子はありませんでした。さいど焼きは、無病息災を願う行事で、古いお札や正月のしめ縄、門松などを焼く行事で藁のおき火で餅などをあぶって食べると風邪などをひかないなどと呼ばれています。今日も、「やははえろ」の掛け声が飛び交いました。でも、なぜ「やははえろ」というのかはわかりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さいど焼きをするまえの藁です。もう、すでに御札は藁の間に縛っているようでした。夫は今日3時にそれを作るとのことでしたが、行ったときにはすでに町内の方が作っていたそうです。

 

 

昨日から今日にかけて作った猫ちぐらです。側面編みです。

 

 

今日は、さいど焼き、いつまで続くかわからないですができるだけ伝えていきたい行事です。

 

昔は、この日は休みだったので、娘や孫が見にきてお菓子などをもらっていましたが、孫も大きくなったこともありますが、やはり、休みでないのがこなくなった要因です。

 

皆様、今日もお疲れさまでした。