今回は番外編でございます。
行ってきましたのはこちら
尾張大國霊神社
国府宮神社として知られています。
そして、国府宮神社といえば天下の奇祭「はだか祭」
このお祭り、男たちがはだかになり、肉弾戦を繰り広げながら、
「儺負人(神男)」と呼ばれる男に触れることで、
厄を落とすことができるというもの。
「儺負人(神男)」はなかなか務めることのできない大役。
非常に厳格な「儺負人(神男)」という荷いを、
強い決意のもと、3回目の挑戦で見事、選ばれたのが
何を隠そう、我われ「海部津島青年会議所」のメンバーである
「新實功一朗」
そして、彼はこのブログのメイン管理をしている
LOMの元気活性委員会の副委員長を務めていただいております。
というわけで、「委員会のメンバーではだか祭に応援に行こう」というお話に。
歴女として寺社仏閣情報に精通している、委員会メンバーの鬼木くんから
「儺追神事がメインに思われているけど、本当に重要なのは、その夜に人知れず行われている「夜儺追神事(よなおいしんじ)」なんですよ」
という、情報を仕入れまして、
「我々委員会メンバーはしっかりと新實くんの勇士を見ることができる、
夜儺追神事に行こう」
ということで、
担当した例会の翌日ではありましたが、
あま市が誇るイタリアンレストラン セルフィーユ に
午前2時、集合しました。
左から広田幸治君、鬼木亜加子君、伊藤圭樹君。
委員会メンバーではありませんが、宮崎崇くんも参加
この写真には写っていませんが、青山理事長、加藤B大会実行委員長、山内室長もいます
そして車を走らせ、国府宮神社へ
3時から始まるという情報だけは知っていたものの、
あまり中身を把握していない我々は境内をウロチョロしながら
「寒い寒い
」と連呼しておりました。
建物の中に目をやると、出てきました。
中央におられるのが「儺負人(神男)」でございます。
ほどなくして、「夜儺追神事」が始まり、
「儺負人(神男)」が両脇を支えられて登場
自らの足で進むことができない姿から、昼間の儺追神事の激しさが伝わってきます
神事自体は非常に厳かな張りつめた空気の中進行していきました。
夜儺追神事については下記を参照してください
※儺負人(神男)に、天下の厄災を搗き込んだとされる土餅を背負わせ、御神宝の大鳴鈴(おおなるすず)や桃と柳の小枝で作られた礫(つぶて)にて追い立てて、境外へ追い出します。追い出された儺負人(神男)は、家路につく途中土餅を捨てます。この土餅を神職の手により埋める事で、世に生じた罪穢悪鬼を土中に還し、国土の平穏を現出するのであります。この神事が儺追神事の本義であり、称徳天皇の御世より現代に至るまで最も神聖視され重要視されています。
そして最後はこちら
厄年の委員会メンバーを中心にパチリ
ここに写っていないメンバーも、昼間の「はだか祭り」に駆け付け、
自らもはだかになっていた方も多くいらっしゃるそうです。
※おそらく、昼間のはだか祭りに参加されていた方は、
その激しさゆえ、この時間に起きていることは非常に困難だと思われます
3度目の挑戦で男としての夢をかなえることのできた姿は
非常に美しく、強く気高い空気をまとっていました。
その姿を目に焼き付け、我われも日々精進を重ねていかなければならないと
再認識するひとときとなりました。