アムステルダム ソムリエ  お昼の3時ちょっと


アムステルダム ソムリエ  Very nice weather!


アムステルダム ソムリエ  うるうる♪



アメーバブログを2日くらいすっ飛ばしてしまいました。今週はいきなり仕事に夢中です。インテリアの仕事でオリエンタル&ヨーロピアンのミックスマッチがテーマで降ってきたので萌えております。久々に時間がわからなくなるくらい、でだしから取り組んでおりました。


フィロソフィー、静けさ、自然観、ビジュアルの奥にある多くの魅力に取り付かれています。欧州向きのプレゼンなので、通訳加減が面白いです。はじめた途端、タイムコンシューミングになった理由は、情報の多さもありますが、やはり私の知っている東洋文化の「極める」という力が、アーティストにも私にも自然に発動するので、ハイパーがかかりやすいようです。いつものダッチ・ムード、Easy Goingにはない感覚で、古くてなお新しい気がします。一緒に仕事するメンバーの間に、なじみのある細密さ、突き詰めるというエッセンスがあるので、昨夜はかなり嵌ってしまいました。

ちょっと、ワーカホリック気味ですが、それなりにうるうるというしっとりした充実感も。


よい夜をお過ごし下さいませ。



アムステルダム ソムリエ  午前11時

アムステルダム ソムリエ  すごくよいお天気

アムステルダム ソムリエ  OK


今日は日曜日ですが、珍しく外でお仕事です。下見兼打ち合わせに、午後からダムへ。インテリア撮影のお仕事をご依頼いただいたので、頑張る所存であります。


会いたい人もいるのだけれど・・・・yes、ふにゃふにゃらの猫の気持を吹っ飛ばして街へGOビックリマーク

さっきから、ココアパウダーをマグにいれて、キッチンでお湯が沸く音がするのですが、今日みたいな太陽がカンカンの照りの日は、南向きの私の部屋はガラス張りの温室みたいになります。家の中で、日焼けしそうなほどの今日の太陽。久しぶりにTシャツ一枚でのびのび、お気楽です。結果、お湯が沸いても何度も忘れて、ようやく3度目でマグに注ぎました。昨日まで、暖かいココアが嬉しくて、ほっとしていたのに。気候って、すごくパワーを持っていますね。


早く春になってチューリップが咲かないかな。毎朝立ち寄るLincoさんのウェディング・ブーケのアトリエ 、今日は大好きなムスカリがお目見えしていました。”春の小花のブーケ”というテーマで、小花を集めたウェディングブーケです。小さな花にはタイムレスな雰囲気があり、誠実で美しいウェディングを想わせますね。天使の祝福のようにとっても素敵なブーケでした。

このところウェディング・スタイルを研究していて、(うふふ、すぐ研究癖がついてしまいます。)やはり、ウェディングブーケと挙式で使うフローラル・デザインを眺めるのは、私の大きな愉しみです。オランダで活躍しているウェディング・ブーケのフローリスト達もご紹介したいと思います。


よい夜をお過ごし下さいませ。


春を待つオランダ。

今日は少しだけ春に近づいたかな♪

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アムステルダム ソムリエ

グレース・ケリーのウェディングドレス姿 1956年


ハリウッド女優であり、米国の富豪の家系に生まれたグレース・ケリー。カンヌ映画祭で出会ったモナコ公国レーニエ大公からのプロポーズを受けて1956年に結婚。50年代の欧米中の女の子の夢物語として大騒ぎになりました。気品のあるクールビューティ、グレース・ケリーのイメージはそれ以降モナコの象徴となって行きます。
レースをふんだんに使ったグレース・ケリーのウェディングドレス姿は、グレースケリーと契約のあった米国MGM映画社から放映され、誠実で気品のある美しい愛を讃えた姿は人々を感動させました。

グレースのウェディングドレスは、グレース王妃として映画会に告別を告げた印として首を隠すハイネックが選ばれています。アンティークのバレンシアローズポイントのレースと25ヤードのシルクタフタ、98ヤードのチュールが使われ、ヴェールにはラブバードのレースアップリケと何千粒ものパールが縫いこまれました。


2009年も、タイムレスなグレース・ケリーのウェディングドレスの雰囲気といえば、選ばれた美しいレースでクールビューティな気品を兼ね備えたイメージです、2009年のPronoviasコレクションから。4mを超える大判のヴェールをまとうのもINみたい♪



アムステルダム ソムリエ

ハイネックだけれど、楚々とした気品と色香のあるレースのウェディングドレス。




アムステルダム ソムリエ

クラシックなロング・スリーブ、レース刺繍を凝らしたドレス。





エルメス ケリーバッグの逸話を生み、
お花を愛して、押し花をすることも。
オランダ・フランス・日本、
フワラー・デザインの展示会には
いつも出席されていたグレース王妃です。

私も80年代に日本人フローラルデザイナーの展示会に出席された
グレース王妃の個人的な写真を一枚持っています。
紺のスーツに白い絹の襟元とパールの装いでした。
永遠のグレース・ケリーに1クリック?

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アムステルダム ソムリエ


Pure English  


昨日は、タイトルどおりでした(´_`。) 結婚の決まった友人Mちゃんからウェディングパーティの相談を受けたのをきっかけに、このところずっとウェディングドレスの話を書いていて、そこここで自身の結婚式の話を書くと、忘れていたことを一杯思い出します。当たり前なんだけれど・・・。


私のオランダでの結婚は10数年続き、離婚しました。原因は今になるとよくわかりません。
ある朝いつものようにキッチン・テーブルでコーヒーを飲んでいると、彼が二つの白い封筒を手にして傍に立ちました。封筒は彼の弁護士から私宛のもので、たった今二人の家に郵便で配達されたばかり。書類は離婚申請でした。おだやかなある朝、こんな風に私の離婚は始まったのです。ことが信じられなかったり、憎みあったり。


最近になって、私の弁護士から「ショックを受けないで下さい。」という緊張感の高まる前置きのあとに告げられたのは、「〇年前、〇〇氏は、法廷で成立した離婚書類を、市役所に期間内に提出するのを放棄していた。まだ、あなたは彼と結婚しているということになる。」という事でした。


私たちが正式な離婚成立後に数回法廷を続けた理由は、多くの離婚したカップル同様財産処理などが理由です。法廷以外で会うことや電話することなど勿論ありません。二人とも、もう全く別の人生を始めているのです。どちらもお互いの弁護士と居て陣地を固めていました。私は彼の弁護士が差し出した握手を避けるほど頑な態度で通しました。


最後の法廷で、数年ぶりに法廷ロビーに私の姿を見つけた彼は、嬉しく懐かしそうな表情をしました。初めてデートをした時のように、照れを隠す顔で、私が良く知っている顔でした。躊躇しながらも、何度も何度も私を見たように思います。私は彼の視線を避け、弁護士にすがるような気持で何とか毅然と立っていました。

この時、彼が離婚を放棄していたことは知りませんでした。最近私の弁護士が調べるまで、わたくし自身も、彼の弁護士も、誰も知らなかったのです。


こんなこと、ブログに書いてどうするの・・とも思うのだけれど、昨夜は結婚式やその前後、そして色んなことを次々に思い出し、気がついたら、顔が痛くなるまで泣いてしまいました。泣いて顔が痛くなって、それ以上泣けなくなる経験など無かったのでびっくり・・・・。


友人が、私に言った事があります。「思い出さなければ、忘れる事もできない。」


昨夜、結婚指輪を取り出すと、白絹にでも綺麗に包んで仕舞ってあげなくてはと思いました。長い間、所在なく、適当にジュエリー箱の隅に置いたままでした。あの日のウェディング・ドレスと同じくらい、綺麗に包んであげて、彼と私と猫達だけのフェアリーテールとして、どこかに埋葬してあげたいと思うのです・・・。




結婚も離婚も、ひとつの恋愛だった。
そう感じる、今日の私です。

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アムステルダム ソムリエ-2


Manuel Mota Costura 2009


あの頃、オードリーヘップバーンが着ていたって、ちっともおかしくない。そんなウェディングドレスが2009年には沢山お目見えしています。


写真上:マニュエル・モタ [Manuel Mota Costura]は、クチュール出身のスペインのウェディングドレス・デザイナーです。スペインといえば、バルセロナは、今世界でもっとも人気のあるウェディングドレス・コレクションの街として有名です。マニュエル・モタのドレスはバルセロナの”Pronovias”から発表されています。


Pronoviasは、1964年にバルセロナに創業したウェディングドレスのブランドで、世界中に店舗があります。オランダでも大変人気のあるブランドですが、人気の理由はマニュエル・モタをはじめ一流のデザイナーを抱えており、どれも凛とした存在感があるウェディングドレスを創り続けていることでしょうか。そして、プライスは、ヨーロッパの花嫁の良識の範囲です。1500~2000ユーロあたりのコレクションが一番数多く、バルセロナの老舗ブランドと言っても、雑誌やショーを溜息で眺め、憧れているだけのドレスではありません。60年代からのヨーロッパのブライダル・シーンを、いつも素顔の花嫁さんと一緒に生きてきたWDブランドです。


ヨーロッパで「永遠のブライド」として、マナーやドレス、生き方とスタイルのお手本に選ばれ、女性とデザイナーがどちらも憧れているのは、オードリー・ヘップバーン、ジャクリーヌ・ケネディ、グレース・ケリーの3人ではないでしょうか?彼女達の時代、50年代~60年代のスタイルの魅力は、PronoviasのVintage Collection2008にも現れています。オードリー・ヘップバーンが身につけたウェディングドレスをリメイクするのではなく、どのドレスも、ふとオードリーが着ていてもおかしくないような、そんな感じでデザインしているところが素敵だなと思います。襟元や袖、背中のカットと、オードリー・ヘップバーンの面影やエッセンスが散りばめられて。。。。



アムステルダム ソムリエ-aa



アムステルダム ソムリエ-aa



アムステルダム ソムリエ




1968年のウェディングドレス。Andre Dottiと。

アムステルダム ソムリエ




1954年 最初の結婚のドレス Mel Ferrerと。

アムステルダム ソムリエ



オードリーが良く着ていたボートネック。


アムステルダム ソムリエ


アムステルダム ソムリエ





アムステルダム ソムリエ


アムステルダム ソムリエ



アムステルダム ソムリエ



アムステルダム ソムリエ

写真:オードリー・ヘップバーン オフィシャルサイト



オランダは雨の昼下がりです。
今日の空はグレーでも明るいです。


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