舞台「気絶するほど愛してる!」行ってきました!
全く行くつもりなくてチケット取っていなかったのですが、あまりにも主演のまなかんが好評なので稲場推しとしては行かねばならんと思いました
昼過ぎに現場到着
当日券列に並んだものの、40人弱の列で抽選
クジ運の悪い僕は当然外し、グッズだけ購入してサンシャインへ
読書したりなんだりで2時間ほど潰して再び会場へ
1時間前に列に並びどうやって時間潰そうか考えてましたが、前と後ろのヲタさんとお話しできたのであっという間でした
初対面でも普通にお話しできるから、ヲタ同士の連帯感みたいなの大好きです
夜公演の方が人が来ると思い込んでましたが、列に並んだのは15人
そして抽選なしという奇跡が!
並んでたヲタ全員が安堵のため息でした
少し時間を潰してから入場
補助席かと思ってましたが・・・
なんと、空いている客席に座れました
先頭の我々3人だけだったので、早くから並んだ甲斐があったというものです
舞台のあらすじ
亡くなった妹のためにスターのビリー(岸本)に会おうと上京してきた寛子(稲場)
妹に生き写しの幸子(森戸)に出会い、半ば強引にビリーの親衛隊へ
全く興味のなかった寛子もひと目でハマり、ビリーのステージを見るように
しかし、あるときビリーの裏の顔とメンバーの不仲を知ってしまう
ケンカでグループを飛び出したジェリー(山木)に代わって強引にメンバー加入させられた寛子はビリーに惹かれていき、やがて恋仲に
時代が移りビリーが凋落した後もファンを続けた幸子だったが、寛子とビリーの関係を知って寛子と絶交、ビリーの引退決意もあって生きる希望を失い生死の狭間へ
その姿に妹を重ね合わせた寛子はジェリーからヒントをもらい、幸子・ビリーと関係を断ち切ることと引き換えに幸子を生き延びさせようと大芝居を打つ
見事生き延びた幸子、歌の世界に留まって再び人気を取り戻したビリー
寛子は2人の前から去ってしまったが、思いは届いていた
簡潔にまとめたつもりだったのになぁ・・・
まずは何と言ってもまなかん
推しということもあってか開始5分で感情移入したのですが、特に終盤の演技には脱帽
幸子へ泣きながら(心にもない)言葉を叩きつけるシーンは見ていてもう辛くて辛くて・・・
ビリーと幸子の間で揺れ動く心も繊細に表現していて、これぞ主演だと言わんばかりの見事な演技でした
あ、中盤の男装まなかんはかなり貴重でしたね
あれはあれでいい味出してました
次にちぃちゃん
愛ごめの頃は表に出てくる様子もなく、大丈夫かこの子と思っていましたが、今では堂々とした立ち振る舞いを身につけましたね
声もかなり通るようになったし、見ていて成長が楽しい逸材です
演技に関しては、まなかんと絡むシーンが多かったこともあってか僕の中ではもうひとつという印象
良かったんですけどね、主演が全部持って行ってしまいました
そして山木さん
もともと顔立ちがスッとした美人ですし、髪型もマッチしてとてもカッコ良かったです
思わず終演後に山木さんの日替わりを追加購入しました
男役としてはおぜこもバッチリハマっていたのですが、見せ場の多い山木さんの方が個人的には当たりでしたね
中盤かなり出番が少なかったのが非常に残念
男役といえば、もう1人の主演のきしもん
少しほっそりしすぎてる気はしましたが、いい役だったのではないでしょうか
ただ、こちらもまなかんに食われ気味な印象
それぐらいまなかんの演技は群を抜いていました
やはりどうしてもカントリーメンの方が声量などで勝っているように感じましたが、つばきメンも食らいついていて好印象
特に樹々ちゃんの演技は良かったんじゃないでしょうか
谷本ちゃんだけは最後までどこにいるのか分からなかったのですが・・・(単純に顔をしっかり覚えていないというのもある)
ストーリーとしてもなかなか面白かったし、いい舞台だったと思います
劇中歌の歌詞はもうひとつな部分がありましたが、やはり和田さんが音楽なので安心感がありますね
とにかくまなかんまなかんなレポになってしまいましたが、それだけのものをあの子は持ってたのです
演技をこんなにできるなんて僕は知りませんでした
またひとつ新たな一面を知り、さらに好きになりました
評判通り、いや、それ以上の出来でした