オミナエシ(女郎花)よりも剛強な雰囲気から、オトコエシ(男郎花)と呼ばれます。
それぞれ、「女郎花」「男郎花」の漢字が使われ始めたのは、平安時代頃からのようで、
それ以前には「美人部為」「佳人部為」などの漢字が使われていました。
いずれにしても、かなり古い時代からこれらの植物を美人・美男子に見立てた名前が与えられていたようです。
今や準希少種となったオミナエシに比べ、山野にごく普通に生えている背丈1㍍程の多年草です。
黄色い花が目立って秋の七草にも数えられるオミナエシの影に隠れて、あまり知られていませんが
純白の花が群生する姿は清楚な美しさに満ちています。
オトコエシ<オミナエシ科 オミナエシ属>
薬用植物として、解熱や利尿に効果があり、葉はお浸しや和え物にして食べるなど身近な山菜として
利用することができます。
漢名を「敗醤」と言いますが、これは花を花瓶に生けておくと腐った醤油の様な臭いが水に残る
ことによります。


