「敵はC国発のコロナウイルスにあり・・!!」(その2) | ☆ 建築士事務所主催者の想い ☆

「敵はC国発のコロナウイルスにあり・・!!」(その2)

初めはこれほどの大問題・長期間になるとは考えていませんでした・・・・

2月に入ると、東南アジアで就労しているエンジニアから 「日本もたいへんですね、フィリピンも中国の正月で旅行者が今問題になっています。 こちらでもウイルスが見つかり大変な騒ぎです、日本でも感染者が見つかったと聞いています。」などや、、、 

「フィリピンは政府が中国の旅行者を入国禁止にしています。」と言う様な状況が始まったとアナウンスが各国に赴任しているエンジニアから連絡が入り始めていました。 2月中旬になると、クライアント各社から事細かに各社の規定による対応手段の説明や指示・依頼が次々と毎日のように入り始めました。 

しかし、この頃はまだ「エンジニア全員帰国」と言うことになる気配はありませんでしたが、、 しかし、2月後半になると一時帰国休暇にて日本に帰っていたエンジニアがインドネシアに再入国しようとすると14日間ジャカルタの指定ホテルにてスタンバイが命じられるというような突然の状況になってきていました・・・

3月に入ると、現地サイトがウイルス対応に向けて動き出し、地元住民エンジニアを優先的に自宅待機にして、住宅地とサイトとの間で新規感染者を出さないという措置が執られて居るとのことでした。 業務についても、エンジニアの人数を最少下に留めてきているため各国の業務それぞれが現場を保存しているだけで仕事が進んでいるとは到底思えない状況となってきており、行く末が心配になる状況でした。

日本では、東京オリンピックの開催も順延になるだろうという報道が活発になってきている頃だったと思います・・・  東南アジアのある国のプロジェクトでは、エンジニアを毎日500名づつ帰宅させている状態でした。 3月後半になると日本国内でも在宅勤務やテレワーク等という言葉が多く聞かれるようになった頃です。

4月に入りますと、国内でのコロナウイルス感染者はインドネシア、フィリピンより多い状況になっているとニュースにて報道されており、フィリピンの空港は全面的に閉鎖状態であるとの情報が入ってきていました。 そのため弊社のエンジニアでフィリピン在住者については、自宅がある国に帰国する事が出来ず、とりあえず日本国籍者は全員日本に帰国する運びと決定になるわけです。

弊社も社員全員でエンジニアの帰国手続きと成田での2週間待機の為の対応に追われ、休日返上、筆者は時差のある海外エンジニアとの対応連絡で会社に泊まり込み、目が回る様な状況になってきていました・・・ 

(次回に続く・・・)