「ホームインスペクション(住宅診断)」物件選びの難しさ・・・(宇部市)中古住宅購入
「ホームインスペクション(住宅診断)」
みなさんご存知でしたでしょうか? 中古住宅に限らず、新築住宅にもこのシステムはあるのですが
今回は中古住宅に絞ってご紹介します。
(Renonホームページより抜粋)
日本の全住宅取引量に占める中古住宅の割合は約11%に過ぎません。
ところがアメリカでは76.6%、フランス70.7%、イギリス89%にも達します。
「住宅を購入する」=「中古住宅を購入する」と言ってもいい欧米では、「ホームインスペクション(住宅診断)」
を行うことが常識になっています。
例えばアメリカでは州によってばらつきはありますが、70%~90%の中古住宅取引に「ホ-ムインスペクション(住宅診断)」が行われています。
「ホームインスペクション(住宅診断)」では、中古住宅購入者が最も知りたいことである、
- 建物の耐久性はどうか
- 欠陥住宅ではないか
- いつごろ、どこに、いくら位お金がかかりそうか
ということを、公正中立な第三者機関が調査をします。
日本では2008 年4 月に「日本ホームインスペクターズ協会」が発足し、近い将来、中古住宅取引の常識になることでしょう。
Renon では、一足先にこの「ホームインスペクション(住宅診断)」を標準仕様にし、皆様により安心して中古住宅を購入していただけるようにしました。
また、購入時の状態を「履歴」として残すことができるので、将来の転売の際に役立つことになります。
⇒ホームインスペクション(住宅診断)とは 株式会社さくら事務所ホームページ
上記HPを見て頂いた方にはご理解いただけたかと思いますが、中古住宅を購入の際のチェックポイントは
専門機関に頼まないといけないぐらい膨大にあるということです。
東京、大阪エリアでは普及しつつあるシステムですが、これは何を意味するかと言いますと
「それだけ中古住宅の購入は難しい」ということだと思います。
併せて、新築した際の工事状況、施工の品質など、中古住宅は分からないことがたくさんあります。
それを踏まえた上で検討していく、そして必要に応じて専門機関の力を借りるということもこれから必要な
市場環境になっているのではないでしょうか。
新築住宅にはハウスメーカーにより異なりますが、10年以上の保証がついています。
しかしながら、中古住宅は築年数が経過した建物ばかりでこれから少しずつ傷んでくるという時期にも
関わらず、保証はありません。
中古住宅はその分価格を抑えて購入できるというのがこれまでの中古住宅では当たり前でした。
その中で安心して中古住宅をご検討できるようなサービスがあるといいですよね。
残念ながら、株式会社さくら事務所は、山口県は対象エリアにはなっていないようです。
当社も中古物件等を取扱いする不動産会社として、お客様に適切なアドバイス、そしてバックアップできる
体制づくりを検討、研究していきたいと思います。