マイホーム選びの参考に・・・。注意するポイント! 住宅会社選びの代理店 新築 建売
皆さんがマイホーム取得を考え始めた時をご想像してみてください。
いろいろ考えると思いますが、その中でも気になることの上位にランクインするのは
「住宅ローンの支払い」ですね。
今日は、その支払いにまつわる話題を一つ。
マイホームを考える際に予算を考えるときの事例ですが
①アパート家賃が6.5万円とした場合、ある不動産屋さんでのよくある会話
お客様 : 「月々6.5万円で買える中古住宅、マンションありますか?」
営業マン : 「月々6.5万円ですと、そうですね30年返済で計算して1500~1600万円で探さないと
いけませんね。」
お客様 : 「何かいい物件ありますか?」
営業マン : 「いい物件ありますよ! 1500万円の中古住宅と1600万円の中古マンションです。」
ここで A 1500万円の中古住宅 と B 1600万円の中古マンション を検証してみましょう。
A 1500万円の中古住宅ですと、一般的には木造、築15年~20年を経過している物件が多いです。
今回は築15年、木造ということで考えます。
1500万円借入の場合、30年返済⇒ 月々の支払いは 52,000円 ボーナス払い 0円
B 1600万円の中古マンションは、一般的には、築10~15年を経過している物件が多いです。
今回は築10年ということで考えます。
1600万円借入の場合、30年返済⇒ 月々の支払いは 56,000円 ボーナス払い 0円
どちらも、月々6.5万円以内に抑えられています。
ついつい予算内ということで安心してしまい、購入する方向へ・・・。
実は、上記A、Bともに購入はおススメではない事例です。
理由として、予算の設定の仕方に問題があります。 ※今回は物件の良し悪しは全く考慮しておりません。
問題点
A 築15年の木造・・・・耐用年数を短めに考える必要あり。そのため、築25~30年を迎える時期に
建物を維持メンテナンスする費用が発生する可能性大。
⇒ということは、取得後、10~15年以内に何らかのリフォーム、メンテナンス費用の発生を考慮する
必要があります。ローンを払いながら、修繕費用を捻出することはとても困難ですね。
この場合は、 構造体を木造ではなく、鉄骨系またはコンクリート系 で考える
または
修繕することを考慮し、せめて住宅ローンの返済期間を一般的な住宅のメンテナンス
到来時期の35年-築年数=借入期間 で設定
(※ただし、借入期間(35-15)=20年でローンを組むと月々の支払いは75,000円
ぐらいになってしまいますので、もう少し価格を抑えた物件を探さないといけません。
上記の2つの方向で検討する方が望ましいでしょうね。
B 築10年の中古マンション・・・支払いは56、000円と予算内ですが、マンションの場合、土地、階段
廊下、ホール、エレベーターなど実際にはほとんどが他の住民の方との
共用部分となります。
そのため、管理費用、修繕積立金、駐車場代、などの名目で合計で
2万円前後、ローン支払いとは別途で毎月支払う必要があります。
となりますと、ローン支払い5.6万円+2万円=7.6万円となり
こちらも予算オーバー。
もう少し予算を落として探す必要があります。ただし、予算を落とすと
おおむね築年数が経過してきますので、その場合は借入年数を短く
考える必要が出てきますので、そちらも注意が必要です。
Aは、築年数からくる修繕費用の心配、Bは、ローン支払いとは別途発生する管理費用その他 を注意し
物件探しをする必要があります。一般的には、上記のような事例はよくあることですが、ここまで細かく
検討していく不動産会社は少ないのではないでしょうか?むしろ、上記のような話しを説明してくれる会社を
探すほうが難しいでしょう。しかしながら、このような考え方の会社を通じて物件を探すほうがマイホーム実現
のパートナーとしてはいいように感じますね。
皆さんも不動産会社を訪問する際は、チェックしてみてください。
※年齢、ご収入、自己資金の割合など上記事例に当てはまらない方もいらっしゃいますので
目安としてご参照ください。
ちなみにその場合、例えば 新築ということを考えるとどうでしょうか?
新築ということは、築年数0年ですから、向こう30年ぐらいは大規模な修繕は発生しません。
併せて、マンションのような管理費用などは不要です。
新築建売 2300~2400万円とすると 借入2300万円(35年返済)
月々の支払い 73,000円 ボーナス払い 0円
どうでしょうか?予算よりも8,000円オーバーしておりますが、
・誰も使っていない新品であること
・断熱性能が格段に進歩しているので、支払いUPの代わりに光熱費はDOWN
ですので、実際の家計ベースでは8,000円の差はなくなります
・ローンが終了した時の築年数は35年となりますので、上記A(45年)、B(40年以上)
となり、将来の資産価値も他と比較し、良い条件となる可能性が高い。
⇒ その他、いろいろございますが、実際に購入する時の見た目の価格と、不動産として長期で捉えた時で
大きく変わってくるという事例です。
皆さんはどのように思われましたか? 実際に、どの方法が正解かは分かりませんが、上記のような
考え方もあっていいように思います。
不動産会社といいましても、さまざまですので、マイホーム取得のパートナーとして、どの会社とタッグを
組むか?これはとても大事なポイントになると思いますので、皆さんも良いパートナーを見つけて頂く
一助になればと思います。
物件探しのパートナー アムズ不動産 です
0836-37-0066