歯科医院で働くスタッフを輝かせて
患者さんの口腔から健康を寄与する
スタッフ教育が苦手な歯科医師の手間と時間の手放しを全力サポート!
スタッフとの「埋められない壁」の隙間から育成コンサルティング

歯科医院専門スタッフ育成講師の大林尚子です^ ^

 

 

  スタッフの成長を促す指標

先生の歯科医院ではスタッフ評価を実施されていらっしゃいますか?

 

スタッフの能力を査定し

給与や昇給、賞与に反映させるやり方です。

 

思えば、社会人になる前までの学生の頃は、

数字で評価されていました。

 

ですが、社会人になってからも

数字で評価されると言うのは、

少し心が苦しく感じてしまうのは私だけでしょうか?

 

 

 

  できるスタッフできないスタッフ

先生からスタッフ全体を見れば、

できるスタッフ、できないスタッフに差があるはず。

 

できるスタッフにはもちろんお給料をたくさんあげたいし、

できないスタッフにはもっと成長できるように促したいし、

どこかで差をつけたくなるのはもちろんだと思います。

 

スタッフの中には、

仕事をたくさん受け持って、

ひとり忙しくしているスタッフがいるかと思えば、

誰も見ていないところですぐ手を抜くスタッフもいます。

 

このような不当な差が出ているのにも関わらず、

お給料が平等なのには

不平不満が出てしまいます。

 

かと言って、できるスタッフに、

もっともっと仕事を任せたいのだけれど、

他のスタッフと平等にするために

能力を抑制させてしまうのも勿体無いことです。

 

 

 

 

  テクニカルスキルの評価

超音波スケーリングやSRPなどのテクニカルスキルを
数値化して評価する歯科医院もあるようですが、
テクニカルスキルもそうですが、

コミュニケーションスキルなども

数値化して評価することに対して

私は賛成できません。

 

歯科衛生士という能力を

数値化するということは
スタッフを比較することになるのではないかと

考えています。

 

比較されるスタッフは

どのような気分を味わうでしょうか?

 

 

そして、先生から見て「できるスタッフ」と思っていても

スキル的には数値化したら低い状況の場合だってあり得ますし、

「できないスタッフ」と思っていたスタッフが

実はスキルは高い能力が備わっていた、なんてことも起きるはず。

 

 

矛盾が生じてしまうこともあるのです。

 

 

 

  医院や患者さんへの貢献度

もちろん、スタッフ一人一人

日々精進してもらい

成長できることが望ましいのですが、

成長するスピードは人それぞれ違います。

 

要領が良かったり、

理解力が高い、

飲み込みが早いスタッフ、

おっとりしているけれど

地道に練習やトレーニングを重ねるスタッフ

スタッフにもそれぞれ個性があります。

 

だからこそ、

個性を持ったスタッフが

その個性を活かして

どのように医院や患者さんのために

何か行動できたか?

そこに目を向けて欲しいと考えています。

 

スキルは高くても、

先生の見えないところでサボるスタッフもいます。

 

スキルはまだまだでも

懸命に頑張っているスタッフもいます。

 

だからこそ、

他のスタッフと比べず

できる事が増えた時に

承認してほしいと思っています。

 

 

 

  一番分かりやすい貢献度は…

歯科衛生士担当制であれば

リピート率です。

 

担当患者のキャンセルが低く

安定的に患者数が増えているスタッフが

患者さんに貢献していますし、

歯科医院にも貢献していると言えるのではないでしょうか?

 

歯科医院で働く歯科衛生士は

メインテナンスやSPTで

歯科医師の患者さんとの関わる時間が少なくても

予防歯科を進めていくことが可能です。

 

キュアからケアに移行し、

歯科衛生士の価値は随分と高まりました。

 

虫歯や歯周病を予防できる歯科衛生士は

医院にとっても、

患者さんにとっても、

貢献度が高いスタッフをいえるのではないでしょうか?

 

 

 

  スタッフ同士で競わせない

一番やって欲しくない評価は

スタッフを横一列で並べて

歯科医師である院長が評価すること。

 

スタッフ同士を比較し、

順列を決定すること。

 

これはただの批判にしかなりません。

 

良い、悪いのジャッジをしています。

 

人が人をジャッジする。

 

このような風習を作ってしまうと、

必ずスタッフ同士もジャッジをするようになり

院内の雰囲気が良くならないことが目に見えています。

 

私が歯科医院で勤務していた頃、

そのような制度があった歯科医院は

確実にヒトをコマとしか扱っており、

それなりのお給料は頂けるところでしたが、

歯科医療従事者としての

大切な何かを欠落していたように感じていました。

 

 

 

 

  仕事とは社会貢献

歯科衛生士だけではなく、

どんな職種でも

どんな仕事でも

働くということは誰かの役に立つためのこと。

 

役に立って初めて、

その対価としてお金が支払われます。

 

そしていただいたお金から

働く皆さんに給与として手渡されます。

 

院長のポケットマネーから

給料が出ているわけではなく、

患者さんから窓口でお支払いいただいた

歯科報酬点数からの

清算でのお金から

スタッフの給料になっていること。

 

だからこそ、

貢献できるスタッフにこそ

院長だって気持ちお込めて

お給料を、賞与を

渡したいのではないかと思います。

 

その基準で考えていくスタッフへの評価は

スタッフのモチベーション向上に必ずつながるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

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