施術について | 治療家 菅真美の デイリーアロマティックライフ

施術について

治るという字には、"心" があります。

   

つまり、治る気になることを土台として治療に向かっていただきたいです。受け身でなんとかして。という方はあまり良い結果になりません。

 


 

腰痛の季節ですね。

 

放置しておくのは良くないばかりです。

悪化するのは放置したままの状態で凝り固まるからです。

 

先日、一回の施術で  日常的なギックリ腰をどうやら繰り返さなくなった方がおられました。

   

今日は、やはり野外でした、ほんの30分程度のマッサージで、日常的に痛む腰痛が半年ほど痛くなかったし、体調もよかったのだと嬉しいご連絡をいただきました。

 


まぐれでたまたまうまく結果がでたのと、

経験ではなく、どのような方向でやっていくのかを細かく自分で組み立てあげること。

私は体質、疲れ方、過ごし方、前日の様子をいつも伺います。

 

末期にさしかかっている特殊な例もありますが、基本同じです。刺激量を変えるのです。

  

   

●認識の共有●

何度でどうなるか?

目処をお伝えしてから始めることで、

患者様の、身体への意識が変わります。

    

邪心が入るとうまくはいきません。

相手をぞんざいに扱うと絶対うまくいきません。

 

 

何度か失敗しました。

 

いつもずっと踊っているのに、腰が常に痛む人にお願いして触らせてもらいました。

その人が保つ身体のバランスを変えすぎてしまいました。

腰がスコッと抜けて歩けなくなるくらいにしまったので、直ぐにまた元に近いところまで戻して謝りました。一時はどうなることかと思ったと言っていました。

   

戻せたのでよかったものの、鍼灸専門学校の先生からは、6割以上はそのひとを(治しては)変えてはいけない  と教わった意味がわかりました。

 

また、実際その後その人がどういう行動をとるのか?ということも大事です。

   

私が変えたところをご自身の動きでこなしてもらうことも必要だと考えます。

直ぐに寝てくれる方はさほど悪くはなく、回復に向かいます。

 

そこから生活を変えない精神的な無駄遣いの重症なひともいらっしゃるのです。

 

それを必ず考えて、お断りする必要もあると考えます。

 

 

受け身や奇跡を期待しているようならすべきではない、タイミングではないのではと、勇気をもって言わなくてはなりません。

 

"神は全知全能の力を与えてはいない。

 

自ら求めるひとにそのようにしようとする。"

 

 

ヒトさまに触れるという、重大なことについてあらためて、欺瞞や慢心しないようにしたいと強くおもいます。

 

 

今夜は、痛み止め用に考えた軟膏と、マッサージに使うリニメントの精油のブレンドをしてから休みたいと思います。

 



pain balm 10g  5,000-

 

  骨格筋用  030

  脊椎用     020

   平滑筋用 040

 

 

アムリトエッセンス   

 

菅真美