時よ永遠に止まれ…
時よ永遠に止まれと言いながら、
毎日私たち朝陽の光を待っています。
注) 常に過ぎ去っていく地上の時と人間の心の内にとどまり続ける永遠の時という二つの時間のあり方の違いの内に、この言葉の真意が見いだされていくと考えられることになるのです。 (ゲーテのファウストより 人生の無常観について唄った詩より)この生涯をかけた戯曲は普遍的ですね。
植物は生物の頂点です。移り変わる環境に耐え得る力を持っています。
この変わり続けながら、変わらないものというルーティンを地球は繰り返してきました。
お肌のターンオーバーのようにです。
植物というものは、常時進化を止めないため、
その時、その時に生きるものを使うのが最も環境への順応性という点でも活き、ある意味馴染みやすく、
贅沢で、時に薬となり、私たちの命を高めています。
色や香りに若干の違いがあっても、自然たる範囲内です。
少し違うということ故に"自然" なのですが、稀に前のものと違いますと言われてしまうこともあります。
※植物油とせいゆが混ざる瞬間のなんと美しいことか。

大変もうしわけないのですが、市販のものとは天地の差であることをご理解下さい。
鮮度がその時の必要を補います。
勿体無いとか、古くなってからこれは良くなかったというのは受け入れることは出来ません。
毎回 変わらないことが求められる=市販品ということです。
また、作ったものは鮮度を重視してください。
季節によりクリームのテクスチャーは異なります。
夏季は緩めに、冬季は硬めに出来上がります。
精油の香りも、その時に必要がある成分を分泌するため、だいたいは同じものがでてきますが、その比率はその時々変わります。
自然のものをとりいれていくことは、心身ともに活性化する、御守りのようなことかもしれません。
環境に溶け込もう。
人為的なものはもう、たくさんだ!と生き物たちが悲鳴をあげているかのようです。
容器により、鮮度が保たれるように色々と変えながら工夫していますが、野菜のようにやはり鮮度が命です。
ご理解いただけますようよろしくお願い致します。
amritessence
アロマセラピスト 菅真美