こじれた虫刺され… | 治療家 菅真美の デイリーアロマティックライフ

こじれた虫刺され…

意外と多い、秋の虫さされ

放置してしまうとこじれ、炎症がひどく腫れあがってしまうことも…

誰しもが刺されやすい時期でないのに、体質的に…というなら、

もしかすると体のどこかに詰まりがあるのかも知れません。

★先ずは
ラベンダー原液の局所使用
刺されてすぐの対処向きです。


★ティートリーはステロイド様作用があり、原液使用できます。

また、陰部粘膜を刺激しない※品質や個人の体質により異なります

数少ない精油の一つです。
こじれたら試す価値ありです


★また、症状により精油やクラス・サロンで作るものの中で、上手に使い分けて頂くと非常によいのでご参考までに。。。



~実際のケースから~

よくご相談を受けるケースです…


1***
子どもの(一才)足の虫刺されが水ぶくれになり

むけてしまいぐじゅぐじゅしてます。

ニームの万能軟膏とカレンデュラとセントジョーンズワートの抗炎症軟膏はどちらがいいでしょうか?



抗炎症の軟膏は幾つかありますが

・ジュクジュクなど水っぽい症状には根茎の水を吸い上げる性質を利用したものが適します。つまりアロエとターメリックとニームの万能クリームです。
水は血液や腫れ物にも置き換えられます。血が出ている、また膿が溜ったようなものにも応用していただけます。
精油不使用なため、上からラップで覆う、絆創膏を貼るなどしてよりよい結果を出します。
そのため目のすぐちかくや肛門などにも安心して使用できます。

以前、赤ちゃんの肛門の腫れ物には結局処方薬剤よりもよく使ったとお話しされていたお母さんもいらっしゃいました。

また、使用ハーブの特性は細菌性炎症にも適します、ややこしい虫のさしきずにはかなり役に立つでしょう。

※ただし、毒素の溜った方にはカユミが強くでることもあります。皮膚のテストをオススメします。

・乾燥した湿疹や傷口メインならセントジョーンズワートとカレンデュラの軟膏

★素早く表面の傷口を塞ぐのが特徴です。

カユミの強い主婦湿疹の場合にも根気よく使うとよい結果が報告されています。
また、ステロイドやけの肌にも回復促進といわれています。

私の経験上からもそのように思います。



2***
虫に刺されて2日してから、カユミがぶり返してしまい、ご相談をうけました。

→このケースも、ラベンダーの時期は外してしまいましたので、ティートリーをオススメしたらてきめんでした。


さらにニームのクリームで根本から炎症をとるようにします。

菅真美