アロマテラピーの植物油について | 治療家 菅真美の デイリーアロマティックライフ

アロマテラピーの植物油について

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旬の野菜がその季節の体調を整えてくれるように、

精油・植物油それぞれの持つ特性を利用すると、

環境(汚染や異常気象)や季節の変化に対応するのに役立ちます。


私は、それらは実際の環境条件により

生育した植物より抽出されたものですから、

その時点で自然に同調するための最も進化した

天然の化学成分を含んでいるのではと思っています。


同じ精油や植物オイルを使用しても香りや感触などに

固体差や効果の差を日々感じます。


特に今年の植物油は(地中海地域が産地)

過去のものと比べて全体的に高品質でした。

特に夏向きのグレープシードオイルは美しい青みがかった

グリーンをしており質の良い冷性を示していましたし

使用感は通常のものより豊かで皮膚状態の改善にとても役立ちました。


秋からの使用にお勧めのスィートアーモンドオイルは

今迄に無いものでした。


アトピーの長女にアーモンドオイルを使用すると、

いつも決まって皮膚表面が硬くザラザラした感触になっていくのですが、

今年のものは皮膚をやわらかくします。触った感触がリッチで驚きました!


またこれらの質の良いオイルからは環境の更なる悪化と

植物の変化(進化)と多様性を教えられました。

植物がこんなに乾燥や滋養作用を含まないと

生き残れない環境に育ち生き残った、

という強い生命力のメッセージです!


文献によるとオイルを皮膚に塗る習慣のあるところは

水の質が悪く、入浴後そのために皮膚のかゆみがでたり

乾燥するので油を塗るのは不可欠だったようです。


菅真美のママとベビーのアロマティックライフ-水


日本は水に浸すと肌が美しくなる温泉など

豊富な水の国なので

油を塗る習慣は出来なかったようです。

しかし残念ながらこの先環境破壊がすすみ

砂漠地帯のような場所が増え水や空気の汚染は進行します。


乾燥・有害物質への対策に、食用として滋養となり

外用では皮膚をまもり潤いを与え、

傷を手当てしたり痛みを和らげるなどの効果から、

植物油のオイル文化が根付くかも知れません。

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