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さて、美しい文学作品は、心を豊かにしてくれますね。『源氏物語』が大好きで、NHK大河ドラマ『光る君へ』を毎週楽しみにしています♥️今夜の放送から、《越前編》が始まりますね!
越前市にある、『紫ゆかりの館』に行ってきました。紫式部が越前で詠んだ歌や越前国府にちなんだ展示がありました✨
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240602/15/amrita37/86/c7/j/o1080078515446499468.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240602/15/amrita37/d9/99/j/o1080085615446499476.jpg?caw=800)
一条天皇が為時(紫式部の父)を越前守に任命された時、越前の敦賀は、支那人や朝鮮人の来舶する貿易港だったそうです。為時は、任地の越前へ娘の紫式部を連れて行きました。
ドラマ『光る君へ』では、藤原道長と紫式部がソウルメイトだという設定ですが、はたして真相はいかに?💕笑
紫式部が、一条天皇の中宮彰子に仕えてから書き始めたと言われている『紫式部日記』には、道長と紫式部が歌のやりとりをする場面が、一度だけ登場します♡
《道長》
すきものと名にし立てれば見る人の折らで過ぐるはあらじとぞ思ふ
《訳》「梅の実は酸っぱくて美味しいと言われているから、その枝を折らずに通り過ぎる者はいないでしょう。『源氏物語』を書いたあなたは『恋愛好き』と評判だから、口説かずに素通りする男はいないと思う。」
《紫式部》
人にまだ折られぬものを誰か此好き物ぞとは口馴らしけん
《訳》「まだ梅は手折られてもいないのに、酸っぱいなどと誰が噂しているのでしょう。私もまだ誰にも手折られたことがないのに、どこのどなたがそんな噂を流しているのでしょうか?心外ですわ。」
こうした二人のやりとりは、様々な解釈が出来そうで面白いですね♡
![ピンク薔薇](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/198.png)
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