今日は獅子座満月ですね。
プライドや虚栄心の手放しによいタイミングです♡
さて、2006年春、突然イエス・キリストが現れたこと。そして、その後の体験について綴っています♥️
イエスや神が目の前に現れたから、天使の姿を見るようになったから、天のメッセージを聴く力がどんどん出てきたから…。
とは言っても、当時の私は、すぐにその力を使って何かをしようとは思わなかった。
まだ声優の仕事に未練があったし(東京に帰りたかった 笑)、透視能力も透聴能力も、あくまで人を癒すためのツールに過ぎないと思っていた。道具は、きちんと使い方を学ばないといけないと思った。
「それに、まずは私自身がクリアにならないと始まらない。」
イエスに言われたように、私は壮絶な過去生を経て生まれてきたので、まずはそこから癒す必要があった。
2006年〜2011年頃にかけて、主に、過去生を集中的に癒した。振り返ってみれば、長い長い、期間だった。孤独な時間でもあった。身近に信頼のおける理解者はいなかった。しっかり寄り添ってくれるセラピストもいないまま、たった一人、記憶の扉を開けて、痛みや苦しみと向き合った。
ううん、正確には味方はいたのかもしれない。
守護霊のイエスと、無数の天使たち。毎日毎日、24時間体制で私を守ってくれていた。(決してクリスチャンになった訳ではないですよ。今も昔も、私は無宗教です^^)
地上の理解者がいないぶん、必死に天のガイダンスに縋りながら、私は私自身を癒していった。
これから書くことは、その癒しのプロセスで私が思い出した過去生、‘ユダ’と呼ばれる人物のお話。
聖書や史実とは、全く違う。
本屋さんに並んでいる、エドガー・ケイシーやシルバー・バーチ等スピリチュアル系の本とも、違う。
これまで、たぶん。
たぶん、誰一人として聞いたことがないお話。
***************
今から、2000年程前。
当時のユダヤは、ローマ帝国の支配下にあった。
後に、周りから‘ユダ’と呼ばれることとなる少女は、ローマの圧政からユダヤを解放しようと戦う、ある政治的な家で生まれ育った。
ユダには、双子の兄がいた。
二人は仲良しで、ユダは兄のことが大好きだった。兄もユダを可愛がっていた。
どこに行くのにも、二人は一緒だった。見た目も雰囲気もよく似ていたため、互いに入れ替わっては周囲の大人を驚かせるという悪戯を何度もやった。楽しかった。二人でよく笑って、よく遊んだ。ユダは、大好きな兄さえいれば何もいらなかった。
しかし、その幸せは永くは続かない。
ある日、ユダは複数のローマ兵から乱暴されてしまう。幼い少女に、強靭な兵士たちが何人も襲いかかった。
ユダの兄がそれを見つけて、彼女を助けるために駆けつけた。勇敢にも、兵士の一人に飛びかかっていった。
「逃げろ!早く逃げるんだ!」
兄の必死の叫びに、ユダは力の限りに走り出した。多勢に無勢。このままでは、兄は殺されてしまう。
「誰か、誰か助けて!兄さんを助けて!」
彼女の叫び声を聞いた村人たち数名が、ユダとともに兄のいた場所へと向かった。
しかし、間に合わなかった。
村人たちと一緒に駆けつけたユダが目にしたのは、変わり果てた兄の姿だった。彼は命をなげうって、大切な妹を守ったのだ。
第6話に続きます。
![ピンク薔薇](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/198.png)
![ピンク薔薇](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/198.png)