生まれた場所

今日も雨の中プライベートレッスンにいらして下さり、ありがとうございました。

プライベートレッスンにいらして下さる方たちと日々色々なお話をします。

日常の他愛もないお話から、最近のニュース、Yogaのお話はもちろん、お仕事や家族のお話、プライベートのこと。。。

Yogaは元々、苦しみを克服するために生まれたもの。

レッスンでは、体を気持ちよく動かしたり、整えたり、呼吸を深めていったり、

体からのアプローチで入っていきますが、

体と心はひとつなので　体がほぐれてくるにつれて、心の中にためこんでいたものが出てくることもよくあります。

その中で、皆様色々なお話をしてくださったりします。

この世界の中で出会えたことというのは本当にご縁だと思いますし、1つ1つの出会いを大切にしていきたいと思います。

Yogaを通して私ができることは何だろう、といつもそのことを考えています。

そのひとつとして、自分自身がオープンでいることも大切なのかもしれないなと最近思ったりします。

今日はなぜ私がYogaに出会ったのか、そのルートとなっていることについてここに書いておきたいなと思います。

もうすでにこんなに長くなってしまったので（笑）どこまで書けるのかわかりませんが。。。

＊

私は比較的裕福な家庭で育ったと思われることが多いです。

家族仲が良くて安定しているような？

でも、実をいうとどちらかといえばそのイメージと対極かもしれません（笑）

そんな不安定な環境の中私たちのことを愛し育ててくれた両親には今はとても感謝しているのですが、

学生時代は一度反抗してヤンキーになりかけたこともあります（笑）

心配もかけたことと思います。

私の両親は毎日ものすごいケンカが絶えず、私はベッドの下に包丁を隠して寝ているような子供でした。

父は自営業でアップダウンが激しく、家族そろってまともに一緒に食事をしたことがなく、

また以前ブログに一度書いたことがありますが、2歳から小学生の頃私は芸能界のお仕事をしていて

ほとんど幼稚園や小学校にいっていない時期があり、

学校でも話についていけず、居場所をいつも求めていた気がします。

また、母が双子なのですが、双子の伯母の家はまたどちらかというと私たちの家族とは対極で、

家族で食事をする時間をとても大切にしていたり、青山の一等地のとても大きな家に住んでいて、

お手伝いさんなんかもいて、双子なので小さい頃からしょっちゅう遊びにいったりお世話になっていたのですが、

伯母の家にいって、家族が仲良く楽しそうに過ごしている姿をみて、自分の家に戻ってくると私は比べずにはいられませんでした。

同じ双子なのに、なんで私はここに生まれてきたの？

本当に今思えば、愛をいっぱい注いで育ててくれたのに、そんなふうに思っていたなんてすごく悪かったなと思います。

母もいくらでも私たちから逃げることもできたかもしれないのに、決して見捨てなかったし、本当に一番に心から想ってくれていました。

また今思えば母からも双子の伯母からもたくさん愛してもらってそれはとても幸せなことです。

ただ当時の私は何かと比べることしかできなくて、

また、まわりからどうみられているかということを異常に気にしていました。

とにかく精神的にすごく不安定でした。

私は小さい頃からきっとYogaと出会うことを求めていました。

ありのままの自分をそのまま見てあげることができて、

生まれてきたことそのものを愛し、その生を生かしていくYogaとの出会いを。

いつも極端なもののどちらかにいきすぎてかたほうしかみえなくなって苦しんでいましたが

陰も陽も幸せも苦しみも光も影もその両方をちゃんと抱きしめてあげられる、

繋がっていることを感じられるYogaと出会うことを。

続きはまた次回に。

お読み頂きありがとうございました。

今日も心から感謝と祈りを込めて

Yogaインストラクター

kurumi