アムリタです。
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障がい児を育てるアムリタの本音が詰まったプロフィールを、ぜひお読みください
挫折多めの私の半生の中で、共通して感じることが一つあります。
それは「誰かの役に立ちたい」、
という想いです。
「誰かの為」と一生懸命になり空回りすることもありました。それでもいつも結局は「誰かの役に立ちたい」と思うことになるのです。
その原点は、幼少期にありました。
私の半生の物語、
お付き合いいただければ幸いです
長女気質
二人の弟がいる長女として生まれた私は、生粋の「長女気質」が身に付いた幼少期を送ります。
両親の助けになりたい一心で、お手伝いもよくしたし、4歳と6歳離れた弟のお世話もよくしていました。
当時(アラフィフなので)は布オムツで、オムツを畳むことから、お風呂からあがる弟をバスタオルで受け取り、着替えさせたり。
ミルクを作ったり、ぐずれば抱っこしたり。
それが普通のことと思っていました。
子供だったので「お母さんのお手伝い」だったけど、「役に立ちたい」の気持ちが根っこにあったのが不思議で、両親にそうしなさいと言われた記憶がありません。
お姉ちゃんはこうするもの。
身に染み付いたその長女気質が、一度だけ、とんでもない過ちを犯します。
ガム万引き事件
私が幼少期を過ごした昭和50年代、千葉県船橋市の某片田舎では、今では考えられないかもしれませんが、親の付き添いなく割りと遠くまで子供一人で行ってました。これは私だけでなく、周りもそのような感じでした。
なので小学校低学年でも、おつかいに一人で行くなんて当たり前でした。
そもそも住宅街なら車があまり走ってません。
ある日、近くのパン屋さんにおつかいを頼まれました。「○枚切りをください」と言うと、おばちゃんが長い一斤の食パンを機械で○枚に切り、袋に入れて渡してくれます。
弟も一緒に行きたいと言うので、手を繋いで連れて行きました。
パン屋さんに着くと、弟は並べられているお菓子が欲しいとねだり始めました。
私は食パンを買うようにしか言われていないので、「ダメだよ」と弟に言います。
だんだんとおねだりが大泣きになり、わーわー大騒ぎを始めます。
私は1年生、弟3歳。
どうしたらよいものか、おろおろ困りました。
小学校1年生の私、パン屋のおばちゃんを困らせてもいけない、弟を置いて母を呼びに行くことも出来ない、どうしようどうしよう…。
わーわー大騒ぎの弟を静めなければ…。
そこで私は人生の中で、たった一度の犯罪を犯しました。弟が欲しいと駄々をこねていた30円のガムをお金払わずに弟に与えました。
万引きです。
弟は静かになり、家に帰りましたが、その時、私は母にその事実を話せませんでした。
もちろん悪いことだと分かっていたし、何をどう説明したら怒られないか、そんな考えだったと思います。
後に、その罪の意識に耐えられず結局泣きながら両親に話すことになりました。
父と一緒にパン屋さんへ行き、事情を話して30円お支払しました。
両親には、何故すぐに話さなかったのかというところをとても怒られました。もちろん理由はどうあれ、万引きがどれだけいけないことかも叱られました。
分かっています。もちろんどれだけいけないことかなど、分かっていても、それよりその場を収めなければならない、その気持ちが勝ってしまった私。
そこが問題だったのです。長女気質の「何でもうまくやり、誰かに迷惑をかけてはいけない」が間違った方向に行ってしまったことによる犯罪でした。
今、子育て中の方がお読みいただいていたら、
第一子のお兄ちゃんお姉ちゃんが、もしかしたらその役割を全うしようとプレッシャーに思っているかもしれない、と感じてあげる時間を作ってみてはいかがでしょうか。
第一子に限らず、兄弟の中で「しっかりもの」と言われるお子さんも、そのプレッシャー無意識にあるかもしれません。
次回は、とんでもない事件を起こしてしまった私ですが、そんな後悔の中にも、一筋の光が差すように大好きなものに出逢うお話です。
引き続き、お読みいただけると嬉しいです
記事では書けない、
身も心も経済的にも豊かになれる
具体的な方法についてを
お話したいと思います。
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