ほうれい線：私に合った施術は？

ほうれい線の悩み

年を重ねるにつれてほかの部分よりも相対的に脂肪が少なく

動きが多い目元と口元の老化現象が目立ち始めます。

口元のハリが落ちてくるとできるほうれい線は

お顔がより老けて見える代表的な原因です。

通常、ほうれい線といえば思いつく施術がフィラーです。

ほうれい線の状態によってフィラーだけでなくスカルトラや

リフトアップ、ボトックスなどで改善も可能です。

ほうれい線は30～40代以上の方だけでなく

若い方でも多く悩みがあるように

年齢によって個人のお顔の状態によって

ほうれい線ができる原因を正確に分析して

私に合った適切なソリューションを判断することが重要です。

▶ ほうれい線は根本的にほうれい線を基準に上/下の高低が異なって生じる現象です
ほうれい線から下の部分が低すぎたり、またはほうれい線の上の頬が高すぎたりして、

異なる高低によってしわが形成されるようになります

▶ 口元の脂肪がなくなり、肌が薄くなるにつれて現れます。
（笑った時に見える口元のほうれい線、頬の脂肪消失による鼻のほうれい線）

▶ほうれい線の上部(malar fat、nasolabial fat)を包んでいる靭帯と肌の弾力低下
目の下のたるみとともに、目の下の脂肪や組織がほうれい線の上の部分にまたがるため、発生します。

▶ガミースマイルのように口周辺部の筋肉の過度な発達によって現れることもあります。

▶ ほうれい線ができる理由は様々です

一つの理由でほうれい線ができるわけではないので
自分の肌の状態とほうれい線ができた理由をよく分析して自分に合った施術をすることをお勧めします

それでは、いくつかの場合に分けて施術をお勧めします。

フィラー/スカルトラ/エランセ

老化が進むにつれて顔の脂肪が減少し、頬や口元がほっそりした顔型を持つ方がいます
ボリューム不足でほうれい線ができた方にはフィラー施術が効果的です

実際、脂肪があまりにも多く減少した場合でなければ、

フィラーの代わりにスカルトラで安全に治療することができます
特に肌が深くへこむようにシワができてしまっている場合は
フィラーで満たすより自然にボリュームを改善するスカルトラの方がより適していると判断されます

顔面分析を通じて自分に合った施術が
フィラーなのか/スカルトラなのか/エランセなのか相談して決定することをお勧めします

たまにスカルトラもフィラーだと思ってる方が多いですが
少し違います。

だからといってスカルトラがフィラーとエランセより良い！のではなく
時に応じて、顔に合った施術を見つけて施術することをお勧めします

ボトックス

表情の筋肉の中で頬の方の唇を上げる筋肉が特に発達した方がいます
唇の上の筋肉がほうれい線の近くの皮膚にあるため、ほうれい線を基準に高低が生じることになります
特に笑うとほうれい線の下の皮膚がもっとくぼんで見えるのでほうれい線がもっと目立つように見えることもあります

このような方にはフィラーよりは筋肉を縮小させるボトックス施術がより効果的です
特にこのような場合にフィラー施術をすると筋肉の動きに沿って
フィラーが上に移動する副作用が生じることがあるので注意が必要です

リフトアップウルセラ/ シュリンク/ チューンフェイス/ サーマクール

老化によって肌の真皮内のコラーゲン/エラスチンが減少し、弾力が落ちると肌がたるんでしまいます

ほうれい線の上の頬側の弾力が落ちると
目の周りからの組織がくぼんでほうれい線ができます

この場合には中顔面全体に弾力を与えるリフティング施術が必要です
糸リフトやウルセラ/シュリンク/チューンフェイスなどのレーザーリフトアップ施術を利用します
個人の顔の状態によってはレーザーリフトアップで組織に弾力を与えて力を生かし、
糸リフトで物理的に引っ張る複合施術が効果的でもあります

過度に施術すると頬骨が浮き出て、骸骨状の顔になることもあるので
医師の熟練した技術と個人の顔型に合わせた正確な診断が必要です

輪郭注射+リフトアップレーザー+糸リフト（フィックスミニ+エピティコン）

顔に脂肪が多く、頬が厚く、ほうれい線を境に
高さが発生してほうれい線が目立って見える場合です

この時は、顔の脂肪を減らすためにAM-CUT脂肪分解注射をしたり
意図的にウルセラを深く施術して脂肪細胞を破壊するとほうれい線の改善に効果があります