「百薬の長」とほどほどなら健康によいと言われていたが、最近では「一滴でも飲まないほうがよい」という研究の記事を目にする。
世界では「酒」に対する解釈が日本とは違い、そのような世界の流れで厚労省も「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を公表している。
ストロング系や飲み放題にも規制がかけれる日も近いかもしれないと言われている。
タバコのように制限され、飲酒も堂々とできない環境になればノンドリンカーにとっては嬉しい限りだ。
飲酒＝異常者、の構図が世の常識になればいいとかつてから僕も願っていた。
だけど、そんな世の中になればうちの妻が可愛そうだと思った。昨日。
日頃隠れて飲んでるの知ってるし、冷蔵庫にも奥のほうに缶が隠されているのも見ている。
ちょっと飲みすぎて饒舌になっていたりするとうんざりする。
いい加減やめろよってずっと思ってる。
だけどやめられないのも理解する。
だから世の中全体で規制がかかってしまうと酒に洗脳された妻の居場所がなくなってしまう。
それはそれで可愛そうだなって思ったんだ。昨日。
だから世の中全体が変わる前に、自分から気づいてほしいんだ。
みんな気づく前に酒の正体を知って優越感に浸ろうよ。
そして時代を先取りしてまた仲良く一緒に生きて行こうよ。
そうしたら酒なんか必要無いものだと堂々と息子にも伝えられるし、息子も何の疑いもなく腹落ちするだろう。
家族みんなでシラフを楽しもうよ。
って思った。昨日。
だから世の中が酒の洗脳から解放されるのもいいんだけど家の家族が先にそれに気づくことができればもっと幸せだ。
妻のことはやっぱり愛してるんだなって思った。昨日。
酒やめてよかった。
