こんにちは。
AM整形外科の院長ジョ・ヨンギュです。
【ハム目】
ハム目とは、二重整形の後に、
二重幅が広くてまるでハムのように見えることを指します。
ハム目は、二重幅を狭くすることで解消することができ、
言い換えると、高い位置のラインを低く下げることです。
ハム目の特徴は以下の通りです。
(1)全体として、二重幅が広い(ラインの位置が高い)
(2)平行型で、内側から外側まで幅が広い
(3)ラインの下のまぶたが厚くて、膨らんでいるように見える
(4)印象が薄くて眠そうに見える
(5)全体として、腫れているように見える
上記の特徴のいくつかまたはすべてに当てはまることになり、
他にもいくつかの特徴がありえます。
幅の広い平行型二重
【ハム目の修正】
ハム目の修正は、上記の症状を解消する方法を意味し、
吊り上げ法で広い二重幅を狭くすることで解消できます。
通常既存の二重ラインを緩めることが重要であり、
再び癒着が生じないように再発を防ぐことも大事です。
吊り上げ法は、切開法と埋没法の2つに分けられます。
(1)切開法:過去に切開法または埋没法を施行した場合
(2)埋没法(非切開法):過去に埋没法を施行した場合
皮膚を切除しない埋没法が可能なケースは、
過去に埋没法を施行した場合や
過去に切開法を受けていても、
ほぼ取れている場合に行うことができます。
適応症を自ら正確に判断するのは難しいので、
専門医との相談を通して可能かどうかを
確認することをおすすめします。
切開法は手術歴に関係なく施行することができ、
切開法は皮膚を切除する方法と
皮膚を保存する方法の2つに分けられます。
下図はハム目の修正を表した模式図です。
ご参照にしてください。
ハム目修正の模式図
本日のケースは、
3ヶ月前に他院で埋没法を受けましたが、
二重幅を狭くするためにご来院いただいた方です。
特に目頭の部分の幅が広くてハム目に見え、
ラインもなめらかではない状態した。
二重幅を狭くしながら、
インアウトラインあるいは
セミアウトラインにされたいとのことでした。
手術方法は埋没法(非切開)をご希望されました。
以下は、術前と4ヶ月目の写真です。
術前
術後4ヶ月目
下の写真は、既存の埋没糸を抜糸したものです。
抜糸した既存の埋没糸(透明)
経過時期別に見てみましょう。
正面:術前、5日目、4ヶ月目
術前
術後5日目
術後4ヶ月目
目を閉じた写真:術前、5日目、4ヶ月目
術前
術後5日目
術後4ヶ月目
より詳しく見てみましょう。
来院時の目の状態
術前 正面写真(来院時の状態)
目の状態の評価
(1)右目の状態
・全体として、右目の二重幅がもっと広い
・目頭部分の幅がもっと広い
(2)左目の状態
・左目は右目に比べて二重幅は狭い
・目頭部分は幅が少しだけ広い
手術方法
・皮膚を切除ない吊り上げ法(埋没法)
患者様の目標
(1)右目の目頭の幅を狭くしたい
(2)埋没法(非切開法)を受けたい
(3)回復は早いほうが良い
(4)ラインを滑らかにしたい
(5)はっきりとした印象になりたい
ビフォーアフター
術前 正面写真
術後4ヶ月目 正面写真
術前 目を閉じた写真
術後4ヶ月目 目を閉じた写真
術前 左側面の写真
術後4ヶ月目 左側面の写真
術前 左側面90度の写真
術後4ヶ月目 左側面90度の写真
術前 右側面の写真
術後4ヶ月目 右側面の写真
術前 右側面90度の写真
術後4ヶ月目 右側面90度の写真
術後の評価
(1)右目
・二重幅が狭くなっている
・目頭部分の幅が狭くなって、インアウトラインに近い
(2)左目
・目頭部分の幅が少し狭くなっている
・狭いセミアウトラインに近い
手術方法に対する考察
・皮膚を切除ない吊り上げ法(埋没法)のケース
以上、AM整形外科の院長ジョ・ヨンギュでした。
ありがとうございました。
ビフォーアフター
(術後1ヶ月目、自然癒着、他院修正)
AM整形外科
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