おはようございまーす!

さこぴですニコニコ




昨日の夕方は、

ご機嫌で外に遊びに出かけた長男が

帰ってきてから突然怒り出して、泣き出して

あれやこれやに文句を言い出してきました



長男は知的障害のないASDと診断されていて

わからないことがあったり、思い通りに行かなかったりすると

癇癪をあげたり、モノを投げたり叩いたり、文句を言ってきたりとパニックになることが多々あります



昨日の私は、あまり反応せず、突然の要求には対応せず、

パニックが落ち着かないので、長男の視野から消えるなど

多分表情は曇ってはいたけど、対応自体はまずまずはできたかな、と思っています



でも、頭の中はもう色んな思いや考えでごっちゃごちゃで


今共感的に聞いてあげたらよかったか?いや、でも今は話せる状況じゃない

長男の要求に答えなくて大丈夫なんだろうか?

ああもう、またパニック起こしたよ

さっきまであんなにご機嫌だったのに

ああもういやだよ、何とかしたい!何とかしたい!

ご機嫌とって何とかしたい!

きっとこれにいいよって言ったら、気が変わるだろうなあ

ああ、もっと優しくしないからこんなになるのかなあ

ほんとにこのまま素っ気なくしていいんだろうか?

いや、でもここでいいよといってはダメだな

ああ、どこまでが良くてどこからがアウトなんだー!

ああもう嫌だ!わからん!私だってわからん!

ああああああーーーーーー!!!!!ゲロー


みたいなことになってました


意志のかけらなんてひとつもない

何の自信もない

別に何にも考えていない

そんな感じ



頭の中はそんなだったけど、最終的にはグズグズと落ち着かない長男の視界から私が消えて

台所に戻った瞬間に、ピタッとパニックがおさまり


長男は長男で冷凍庫からアイスを出して食べ出して

どんどんご機嫌になっていきました



だから結局は、私が長男のパニック中に思ったこと、浮かんだことは

やっぱり昨日も全部無駄でした



心のエンジンがぶっ壊れている私は、

とにかく今から逃げたくて場当たり的にその場しのぎをしたくなって

頭の中は、すぐにどうにかできることですぐ埋め尽くされてしまいます



それでも、

長男がパニックになる度に

なるべく何もしないとか、

視界から消えるとか

最後は長男に気持ちをおさめてもらって終わらせる

といくつか行動を決めて、流されつつもやっていくの繰り返しを続けている中で


パニックはそのうち終わる

長男は自分で落ち着かせる力がある

ということも、少しずつ私の中に信じられるようになってきました



それができるまでは、

↑で頭の中に浮かんだことに私は翻弄されては


・どうやって長男のご機嫌を直そうか

・どうしたら早く落ち着くだろうか

・もっと最初にやっておくことを見落としたのかな


と「長男がパニックを起こさないこと」が優先順位の1番目になって行動をしてきたし


もっと言えば「長男がパニックを起こして、私が不安で嫌な気持ちにならないこと」

「長男のパニックから、自分の存在が否定される気持ちになるのを避けること」

という、自己防衛のために長男に対応し続けてきただけでした



そういう経緯があるので、現在のパニックの原因のひとつに

今までの私の間違った対応

がかなり大きな割合である、と自覚しています



私が嫌な気持ちになりたくなくて

長男のご機嫌をとり続けてきたことは、


長男にとっては

「嫌な気持ちになったら、ママに何とかしてもらえる」

積み重ね学習してきた結果

でもあるんです



だから嫌な気持ちになると、長男は私に何とかしてもらおうとするし

自分が何で嫌な気持ちになっているのかもわからないし

長男自身が自分で対応することも、対応できることも学習できなかった


私が自己防衛のためにその学習する機会を、ずっと奪い続けてきたから

私にいちゃもんをつけてはパニックを起こして大暴れする

という現実をしっかりと生み出してきたんだと思います

(もちろん長男の特性から来るところもあるよ)




だから私は、

今までの自分の間違ってきた行動を改めることと

長男がパニックを起こす他の原因に対しても対応をしていくこと

を今は心がけていて、私もそれの訓練中です



その他の対応としては、

長男がどうして怒ったのかの理由を明確にしていくこと


長男が落ち着いてご機嫌になったタイミングで、

↑のように紙に書いて、聞き取ります


選択肢は、私が考えた長男の怒りの原因いくつかと

その他でそれ以外に思ったことを答えてもらう欄も作っておきます




メモに後から書き込んでごちゃごちゃでわけわからんなので解説を!



まず、最初にこのメモを見せて長男が答えたのは

ママがココアじゃなくて、ミロを作った」でした


これは1番最後の出来事だったので

そっかそっか、ほんとはココアが飲みたかったのね!

ミロしかなくてごめんね

確か、その前にも怒ってた気がするんだけど、何に怒ってた?

と聞き返して、どんどん記憶を遡っていきました


ニコ(長男)「ママにお茶って言ったのに、違うこと言った!」


にっこり(私)「ママ、また違うこと言っちゃってたか!

それはごめんね、違うこと言うの嫌だもんね

うんうん、その前にも何か怒ってた気がするなあ」


ニコ「みかんが食べたかったんだよ」


にっこり「デコポンをむいてるの見た時ね?みかんが食べたくなっちゃったんだ!」


ニコ「そう」


にっこり「デコポン見る前って、この中のだとどれに近かった?(おなかすいた、寒かった、疲れたの選択肢から)」


ニコ「これ(おなかすいたを指差す)」


にっこり「ああ、お腹すいてたのね!他のはなかった?」


ニコ「今日はジャンパー着てったんだよ」


にっこり「もしかして、寒かったより、暑かっただったのかな」


ニコ「そう」



こんな感じで終了

メモにもそれを書いて、長男に見せたので結果ごちゃごちゃになってます汗うさぎ



こうやって、私もわかって

長男にも少しずつ伝わって

私が対応変えて

長男も何とか気持ちの収め方を練習しての繰り返しだし


1番最初の原因に、

長男の元々の特性

私の非ダイヤ性

があるんだってことを、自分がしっかりと理解していって


私にできることは

私の問題は自分で対処や解決をしていくとこだし、

長男は長男という1人の人間として接していくこと


全部私のせい!みたいに曖昧で極端に考えるのをやめて

自分と相手は別なんだって考えていくこと

私にとってはとても大きな課題です




私の中にも自分の思いが自分でもわからなかったり

言いたいことが言えなかったり

自分の嫌な気持ちを逃げることでしか対処できなかったりする部分は多くて


私は子供の頃に、それを全部ぐっと我慢して自分を押し込めて、無視して、なかったことにして

それしかやってこなかったから

私は自分の気持ちを尊重していくはやってこなかったし


本当は私も母に気持ちをわかってほしかったけど、無理だったことも事実なので


まだ自分と長男を別々に考えられていない部分が私には残っています





私の頭の中はまだまだ非ダイヤでエンジンが壊れているけど

ひとつひとつやっていくしかないね歩く

よちよち歩きで転びつつでいきましょうか