夜寝る前って、何か過去を回想するものなのかな?


我が家のお子様方は、夜寝る前にふと

「あの時、あれが嫌だった」

とか昔のことを時々話してくれます


急に数年前の話に飛んで、

私も何の話だったか思い出せないことがあるけど

何とか記憶を辿っております!



昨日は長男が突然

「前、⚪︎⚪︎町に行った時、あれすごく嫌だったんだよー!」

と言い出すので、これまた何の時のことか事情聴取


すると、長男が思ってた町とは別の町だけど

どんな時のことががわかってきた


ある子供服工場が県内にあって、

そこではアウトレットな在庫がたくさんあるので

年に数回セールを開いてすっごくお安く買うことができます

もちろん普段も買いに行けちゃう

(セールよりは値引きされてないけどだいぶ安い)


私は長男が3〜4歳の頃まではそこを利用していて、

長男のことも連れて行っていたのだけど

それが長男はすーっごく嫌だったみたい


長男曰く

「僕はあの時服には興味ないのに、ママがこれとこれどれがいい?って聞くし

帰りたかったのに全然帰れなくて、すっごいストレスだった!」

って、そんな話をしてくれる



私はこの不満の話が結構好きだったりする


こういう時子どもたちは、

話してる内容としては嫌だったことや不満を話すんだけど

辛そうでも何でもなくて

むしろ穏やかにニコニコしながら話すので

聞いちゃいけない話ではないんだなーって雰囲気



過去ののいろんな気持ちが、

やっと自分の中で言語化できたのかな?

と、そんな風に私は捉えているので

むしろ「うんうん!そうなのそうなの!」って聞いちゃう


3歳頃の記憶だったとしたら、

当時何であんなに嫌だったのかとか

自分の中でどんな気持ちだったのかとか

わかるわけないもんね



大体が私が子どもたちの気持ちをわかってなかったことも多いので

「そっか、嫌だよって気づいて欲しかったんだよね?

ママがわかってくれなくて、悲しかったのかな?

気付いてあげられなかったの、ごめんね」

という風に私も返すようにしていて

逆ギレは絶対しない、とだけ決めてはいる



昨日の長男も、それは大分フィットしてたみたいで

最後は「今度、一回どんな場所だったか見に行ってみようかな」

とまで言い出して、子どもの気持ちの切り替えの力ってすごいなあびっくり

と驚かされます



嫌なことばかり言うのかと言うと、そうでもなく

あれが楽しかったんだよーとか

給食のこれがおいしくて、僕はこんな風に食べるのが好きだったと

それもまた初めて聞く話を聞かせてくれたりして、これがまた楽しいんだなあ


そんな風に思ってたんだーとか、

初めて聞く話に、子どもたちの新しい一面を発見できたりして

ほんと楽しいんだな、これが!



先日の次男の話は

次男が5歳くらいまで肘内障という

肘が脱臼しやすいタイプだったので、

肘が脱臼して夜に病院に行った話


初めての時は2歳くらいで、

昼寝から起きたら肘がだらんとしていて痛がったし


その後は遊んでいたら脱臼したり、

私に向かって走って突撃して、跳ね返って転んだ時に脱臼したりと

何度か病院に駆け込んだことがありました

なぜか日曜日や夜に起きることが多くて、

ほぼ救急外来、整形外科の先生がいる病院を探して駆けつけていました


その時どんな風に起きたのか、とか

何で夜に行ったのか、とか

何で僕は肘が外れやすいんだろう?、とか

次男が話してくれたことに、こちら側から見たことや

当時のことを話すと、次男は次男で納得していくみたいで

その後すぐコテンと寝てしまいます



そう言うのを何度か私も経験して、

子どもの小さい頃の記憶って、曖昧で謎で怖いものだよなあ

って言うのが理解できてきました


それを、私もそうだったんだろうな、って

私が持ってる色んな記憶や、思い込みも

当時のわけわからないままのものが多くて、

うちの母なんかはそう言う時に怒ったり嫌な顔をする人だったから

何だか嫌なもの、怖いもの、聞いちゃいけないもの

そんな風に私の中に偏って定着してるんだと思う


私の場合は子供時代に何もやってきてないから、

全部自分でえっちらおっちらやるしかなくて、

「よくやった、お疲れさま」

「ほんと怖かったよねー、わかんなかったよねー、悲しすぎるよおおお」

って一人二役をひたすらやっていく


心が育ってないままBBAになってしまったけど

1人でできないものでもないし、

やればできたりするので、

私って大人だったんだな、とその事実に自分でも驚く爆笑





案外子ども側は

「あれって何だったんだろ?」とか

「あの時のことわかった!」って思ってるだけなんだろうな


成長の中で気持ちや感情がわかるようになったり

それを言葉と繋げることができて

ポイポーイ!って捨てちゃおうかなくらいなのかも



不安や恐怖は明確にしていく、は

ほんとにこれだなあって思う


明確にして「なーんだ!」ってなったら

どうでもよくなっちゃっていいのね


カチカチ頭の40歳よりも、

子どもたちの方がずっとずっと上手い方法を知ってる

やっぱり彼らはダイヤに詳しいなあと思う今日この頃です